大阪府内で空き巣を繰り返したとして、府警捜査3課は29日、大阪府守口市藤田町、無職西川洋二被告(47)(窃盗罪などで公判中)を窃盗容疑などで逮捕、送検したと発表した。 西川被告はゲームセンターにある人気アニメ「機動戦士ガンダム」のゲーム機に盗んだ金の大半をつぎ込んでいたといい、捜査員の間では「ガンダム」と呼ばれていた。 同課によると、西川被告は1月31日、大阪府門真市内の民家に侵入し、金や商品券など(被害総額17万3000円相当)を盗むなどした疑い。 府警は昨年9月~今年2月の計31件(260万円相当)を裏付け、うち3件が起訴された。容疑を認めているという。 西川被告は、自宅近くのゲームセンターに連日通い、行動確認する捜査員の前でゲーム機「機動戦士ガンダム 戦場の絆」を5時間にわたって遊んでいた。捜査員は「ガンダム(が店を)出ます」などと隠語で呼び合っていたという。