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安田理央「痴女の誕生」を読了。 語りたいことがたくさんあります、夜中なので手の動くまま勢いでバーッと書いてみます。 たぶん後で手直しする。 まず、この本、「AV近現代史」として一級品の資料になってます。 巻末の「アダルトメディア年表」だけでも買う価値がある。 俺は若いころあまりAVを見ておらず、各種の文献で断片的な情報ばかり得ていたので、まとまった情報を得られて大変ありがたかったです。 二村ヒトシ監督はそういう性癖だったのですね、宮台真司とまるっきり同じだなあ…などと楽しく勉強させていだきました。 情報量だけで値段分の価値はあります。 ただ、物足りないところもあって。 「アダルトメディア全般に渡って言及」と後書きに書いてあるのですが、基本となる視点はあくまで「AV業界の内側から見た風景」なんですよ。 はっきり言うと、「オタクカルチャー」の目線が弱い。弱すぎる。 例えば。 第四章「痴女は女が
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