『遠き山に日は落ちて(家路)』は、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」第2楽章のメロディに基づき、作詞家・堀内敬三が日本語の歌詞をつけた楽曲。 キャンプファイヤーなどの野外レクリエーションソングとして親しまれている。 ドヴォルザークの同じ作品に独自の歌詞をつけた楽曲としては、1922年にアメリカの音楽家(ドヴォルザークの弟子)が作詞した『Goin' Home』や、日本の作詞家・野上彰による『家路(いえじ)』が知られている。 詩人・宮沢賢治は、同じメロディに日本語歌詞をつけた歌曲『種山ヶ原』(たねやまがはら)を1924年(大正13年)に作詞している。 堀内敬三による『遠き山に日は落ちて』が発表されたのは戦後であり、ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」第2楽章のメロディに日本語歌詞をつけた歌曲は、宮沢賢治の作品が元祖といえる。 歌詞『遠き山に日は落ちて』 作詞:堀内敬三 1. 遠き山