「――何かを怠けるのに、理由が要るかい?」 はい、ATSでRXの端子ドライバを書いてみる③。今回で最終回です。 今回は、今まで準備してきた道具を使って、端子を操作する簡単なプログラム(証明付き)を書いてみます。 仕様 まずは、どんなプログラムを書くのかを決めねばなりません。↓のようなものを目指します。 ① 起動する。 ② P00端子に500ミリ秒間Highを出力する。 ③ P00端子に250ミリ秒間Lowを出力する。 ④ P00端子に400ミリ秒間Highを出力する。 ⑤ P00端子にLowを出力する。 ⑥ 終了する。 端子の番号は(見てわかる通り)適当です。もし、この端子の先にLEDが繋がっていれば、それが2回点灯することになります。いわゆるLチカです。 では次に、この仕様を型によって表現します。そのためにいくつか新しい定義を行います。 出力履歴 datasort output_dura