GNU Binutils に含まれる objdump には、アセンブリのジャンプ命令の依存関係を視覚的に表示する --visualize-jumps という非常に興味深い機能が存在する。 --visualize-jumps とは objdump コマンドはバイナリファイルを逆アセンブルして人間が読める形で表示するツールであるが、--visualize-jumps オプションを付与することで、ジャンプ命令(分岐命令)の遷移先を矢印で図示してくれる。 特に --visualize-jumps=extended-color を指定すると、分岐の種類ごとに色分けされ、より直感的に制御フローを把握できるようになる。 基本的な使い方 $ riscv64-unknown-elf-objdump -d --visualize-jumps=extended-color coremark.riscv | le
