プログラマーは基本的にプレーンテキスト形式が好きな生き物で、ドキュメントならMarkdown、表形式のデータならCSVが定番です。プレーンテキスト形式だとシェルのコマンドや簡単なスクリプトで容易に加工できますし、Gitリポジトリなどに格納した状態でも変更点を追いやすいです。 しかし、たまにどうしても、もうちょっとリッチな形式のバイナリファイルをマスターデータとして持っておかないといけないことがあります。Microsoft ExcelやLibreOffice(OpenOffice.org)Calcなのスプレッドシートもそのひとつです。 Microsoft Excelの場合、悩みを抱える人が多いためか、すでに色々な方が解決策を公開されています。例えばGitで管理しているExcelファイルの差分を見るという記事では、Go言語製のツールを併用する手順が紹介されています。 一方、ODF(OpenDo
