Netdump Support カーネルコアダンプをローカルディスクに対して実施するのではなく、ネットワーク経由で実施するための取り組みNetdumpに関する開発が報告されています。Netdumpは最小限のTCP/IPv4スタックとカスタムUDPプロトコルを実装して、カーネルコアダンプをnetdumpサーバへ向けて実施するというものです。ディスクレスワークステーションクラスタ、PEXブートマシン、ディスクドライバ開発などにおいて活用できる機能だと説明されています。 今後取り組む内容として、FreeBSDダンプメカニズムの洗練、UDPパケットのチェックサム実装、カスタムプロトコルをtftpで置き換えられるかの調査、カスタムTCP/IPv4をContikiで置き換えられるかの調査、ネットワークコンソール実装、ネットワークgdbバックエンド実装、IPv6サポートなどが挙げられています。
![2010年12月22日 ネットワーク経由のカーネルコアダンプ機能Netdump | gihyo.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1c739b7d3a4e484cbaa782eca9d2d7a555fe9fbb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgihyo.jp%2Fassets%2Fimages%2FICON%2F2007%2F023_freebsd.png)