これまでは、DPDKに付属のigb_uioというドライバを使って、DPDKがユーザー空間でNICを制御していました。今回は、カーネルに付属しているvfio-pciというドライバを使います。igb_uioを使っていると、カーネルがバージョンアップするたびに再ビルドが必要ですが、vfio-pciはカーネル標準のドライバなので、このような作業が不要です。 はじめに Linuxでは、NICなどのデバイスには、通常カーネル内で動作するドライバしかアクセスできません。ただし、Linuxには、ユーザー空間で動作するプログラムが、デバイスを直接アクセスできる仕組みがいくつかあります。ひとつはこれまでのigb_uioドライバを使う方法。その他の主要なものにvfioドライバを使う方法があります。vfioドライバには、igb_uioドライバにない2つの利点があります。ひとつは、IOMMUを利用してシステムの安全
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