9月13日(現地時間)より米国サンフランシスコ市にて、米インテルの開発者向けイベントである「Intel Developer Forum 2010」(以下IDF)が開催された。まずは、初日に行なわれた基調講演の模様をレポートする。 今回のIDFの中心となる話題は、2011年初頭に登場予定の新しいマイクロアーキテクチャーである「Sandy Bridge」だ。現在の「Nehalem」アーキテクチャーを置き換えることになるSandy Bridgeは、内蔵グラフィックス機能(iGPU)をCPUと同一のダイに集積し、キャッシュを共有する。さらに、CPUとiGPUを合わせてターボ・ブーストを行なうため、Nehalemマイクロアーキテクチャーに比べて、よりクロック向上の余地が高い。 また、256bit幅とこれまでのSSEの倍となるSIMD演算命令「AVX」を装備することで、メディア処理などの性能を向上させ
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