天下分け目の「関ケ原の戦い」迫る-。物語が急速に動き始めたNHK大河ドラマ「真田丸」。今作の主人公・真田信繁(堺雅人)の兄、信幸は、まじめでちょっと堅物なタイプ。謀略大好きの父・昌幸(草刈正雄)と、何事にもソツのない弟・信繁に挟まれ、立ち位置の難しい役どころだ。信幸役の大泉洋(43)は、「私が演じることで、ドラマ史上一番親しみやすい、愛される信幸になったんじゃないかな」と、冗談めかして語った。(本間英士) 《昨年9月のクランクインから間もなく1年》 「真田丸」が始まってからですね、私は至る所で「かわいそうだ、お兄ちゃんは…」と同情されました(笑)。 そういうときは、「今後、もっとひどくなりますよ」と言い返していました。(「関ケ原の戦い」や「正室」問題など)どれだけ板挟みになるんだよ、と思いましたね。ちなみに、(ダメな父親役を演じた昨年の朝ドラ)「まれ」の時によく言われたのは、「しっかり