自動車の燃費向上を目的に需要が拡大しているアイドルストップシステムは、鉛電池の残量低下によるECUの“瞬断”が起らないように、注意を払って開発を行う必要がある。もし、ECUに搭載するDC-DCコンバータICが瞬断を起こさないような機能を備えていれば、アイドルストップシステムの使用頻度をさらに高めたり、鉛電池の容量を低減できたりするかもしれない。 赤信号などで停車する際にエンジンを停止する、アイドルストップシステムの需要が拡大している。ハイブリッド車のように大型のモーターや大容量の電池などを追加することなく、CO2の排出量と燃料消費量を削減できるからだ。 国内市場でも、2009年6月発売の「アクセラ」(マツダ)を皮切りに、2010年7月発売の「マーチ」(日産自動車)、2010年8月発売の「ワゴンR」(スズキ)、2010年12月発売の「ヴィッツ」(トヨタ自動車)と「ムーヴ」(ダイハツ工業)、2