潜水艦タイプ(左)と水陸両用車タイプ(右)の試作品を紹介する太田英敏氏 日経エレクトロニクスが撮影。スクリーンは太田氏のスライド。 札幌整形循環器病院副院長 消化器内科担当の太田英敏氏は「LSIとシステムのワークショップ2014」(2014年5月26日~28日に北九州国際会議場で開催)に招待講演者として登壇し、「イノベーションがもたらす内視鏡医療のparadigm shift;診断から治療へ」というタイトルで内視鏡の進化などについて語った。これまでカプセル内視鏡は基本的に検査に使われていたが、今後は治療も行う無線制御ロボットになるとした。 カプセル内視鏡は、2000年にイスラエルでロケット技術を応用して開発された。すでに200万件の臨床実績があり、大腸がんの早期発見などで活躍しているという。一般的な内視鏡では検査のほかに、先端に付けた器具で焼灼や切除、縫合といった治療も行える。同氏らが現在
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