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ブックマーク / ameblo.jp/minatoginkou (9)

  • 『透析 ダイアライザー 種類 EVAL』

    エチレンビニルアルコール(EVAL) 原料 疎水性のエチレンと親水性のビニルアルコールの共重合体 (フィルム・発砲製品・シートなどの梱包剤として幅広く利用されている) 特徴 ・ PVP(親水化剤)を使用していない ・ 血小板や凝固系への影響が少なく、抗血栓性に優れる ・ 均層構造により、拡散特性より分画特性に優れ、血漿分離器などにも利用されている ・ 補体への影響が軽度とされている ・ アミノ酸漏出量を抑える効果があるとされている クラレ:kfシリーズ、KFシリーズ EVAL膜のダイアライザーは、 分類が2型であり、透析導入期や高齢者、低栄養の患者さんに使用しやすい。ショック症状が少なく、安定した透析ができる印象。ただし、高い除去性能には向かない。

    『透析 ダイアライザー 種類 EVAL』
    mats_i
    mats_i 2014/05/31
    「EVAL膜のダイアライザーは、分類が2型であり、透析導入期や高齢者、低栄養の患者さんに使用しやすい。ショック症状が少なく、安定した透析ができる印象。ただし、高い除去性能には向かない」 『透析 ダイアラ...
  • 『透析 ダイアライザー 種類 PMMA』

    ポリメチルメタクリレート(PMMA) 原料 アイソタクティックPMMAとシンジオタクティックPMMAを素材とし、親水性を持たせたもの (コンタクトレンズの材料として利用) 特徴 ・β2-MGを吸着にて除去 ・補体活性/ロイコペニアが補体軽度 ・膜特性として吸着を主としているため、膜の経時劣化が激しい ・セルロース系と比して膜厚が大きい ・透析中の顆粒球エラスターゼの上昇の報告がある。 東レ:BGシリーズ、NFシリーズ PMMA膜のダイアライザーは、 β2-MGを吸着にて除去するのが特徴。また、かゆみの症状がある患者さんに使用することで、改善効果が期待できる。 NFシリーズでは、抗血栓性が改善されている。ただし、吸着が特徴なので、抗血栓性はそこまで求めない。吸着と抗血栓性のバランスは難しい。

    『透析 ダイアライザー 種類 PMMA』
    mats_i
    mats_i 2014/05/29
    「PMMA膜のダイアライザーは、β2-MGを吸着にて除去するのが特徴。また、かゆみの症状がある患者さんに使用することで、改善効果が期待できる」 『透析 ダイアライザー 種類 PMMA』
  • 『透析 ダイアライザー 種類 PAN』

    ポリアクリルニトリル(PAN) 原料 疎水性のアクリルニトリルに親水性ビニルモノマーを共重合させたもの。 特徴 ・ アクリル酸系ナトリウムの共重合体の「旭PAN」とメタルスルホン酸との共重合体の「ホスパルPAN」がある。 ・ 抗血栓性に優れ、生体適合性に優れる。 ・ 高い透水性を有する。 ・ メタリルスルホン酸系PANはフサンの吸着量が多く、また特定薬剤との併用により、ブラジキニン産生の報告がある。 ガンブロ:H12シリーズ PAN膜のダイアライザーは、 低栄養や高齢者の透析患者さんに向いている印象。ASOの患者さんにも末梢血管の拡張などの効果が期待できる。ただし、分類としてはⅢ型レベルであることや、小分子の除去としても少し物足りない。

    『透析 ダイアライザー 種類 PAN』
    mats_i
    mats_i 2014/05/29
    「PAN膜のダイアライザーは、低栄養や高齢者の透析患者さんに向いている印象。ASOの患者さんにも末梢血管の拡張などの効果が期待できる。ただし、分類としてはⅢ型レベルであることや、小分子の除去としても少し...
  • 『透析 ダイアライザー 特徴 PEPA』

    ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA) 原料 ポリアリレートとポリエーテルスルホンをアロイ化したもの 特徴 ・ セルロース系膜と比較すると生体適合性がよい。 ・ ポリアリレートとポリエーテルスルホンのブレンド比率を変化させることで、膜孔径をコントロールする。 ・ β2-MGなどは基的に拡散にて除去する。 ・ 疎水性膜なのでETを吸着にて透過を阻止しており、ETカットフィルターとしても応用されている ・PVPにより親水化されたFDシリーズがある 日機装:FDXシリーズ、FDYシリーズ PEPA膜のダイアライザーは、 ETRFの膜に使用されるほど、エンドトキシン除去に特化した膜である。透析の膜としては、少し残血が目立つ印象。

    『透析 ダイアライザー 特徴 PEPA』
    mats_i
    mats_i 2014/05/27
    「PEPA膜のダイアライザーは、ETRFの膜に使用されるほど、エンドトキシン除去に特化した膜である。透析の膜としては、少し残血が目立つ印象」 『透析 ダイアライザー 特徴 PEPA』
  • 『透析 ダイアライザー 特徴 PES』

    ポリエーテルスルホン(PES) 原料 熱可塑性プラスチック。 物性は熱安定性、酸化安定性、耐薬品性に優れ、良好な成型加工性を有する。(PS系樹脂) 電気部品や基盤、義歯、医療機器に応用されている。 特徴 ・ PS膜と同様に疎水性でポリビニルピロリドン固定化で、親水性を持たせており、膜構造としては二層膜構造のグラジェント構造を有する ・ 他のPS系膜と比較して30μmと薄膜化に成功 ニプロ:PESシリーズ PESのダイアライザーは、 これといって、問題がある訳でもないが、これといった、良さがないがPESの印象。PSと比較しても、ショック症状が少し多いような気がします。PSを使用するのか、PESを使用するかは、その施設の好みだと思います。

    『透析 ダイアライザー 特徴 PES』
    mats_i
    mats_i 2014/05/27
    「PESのダイアライザーは、これといって、問題がある訳でもないが、これといった、良さがないがPESの印象。PSと比較しても、ショック症状が少し多いような気がします」 『透析 ダイアライザー 特徴 PES』
  • 『透析 ダイアライザー 種類 PS』

    ポリスルホン(PS) 原料 ポリスルホン樹脂にポリビニルピロリドン(PVP)を加えて親水化したもの (コネクター・殺菌トレー・ケース等に利用) 特徴 ・ ファイバー内面の活性層、外面の支持層からなる非対称構造をもつ ・ 比較的製造が簡易で、膜の安定性が良い ・ 小分子から大分子まで高い透過性能を持つ ・ 生体適合性が良い ・ 抗血栓性に優れたPS膜もある ・ ビタミンEを固定化し抗酸化能を持たせたものもある 旭メディカル:APSシリーズ、VPSシリーズ、東レ:NVシリーズ PSのダイアライザーは、 生体適合性がよく、安定した膜である。また、VPSシリーズをはじめ、抗血栓性が高い膜もあり、HDFにも使用されるなど、幅広く活躍している。

    『透析 ダイアライザー 種類 PS』
    mats_i
    mats_i 2014/05/26
    「PSのダイアライザーは、生体適合性がよく、安定した膜である。また、VPSシリーズをはじめ、抗血栓性が高い膜もあり、HDFにも使用されるなど、幅広く活躍している」 『透析 ダイアライザー 種類 PS』
  • 『透析 ダイアライザー 種類 選択』

    ダイアライザーの種類について セルロース系膜 原料:綿花 膜の特性 ・機械的強度が大きい。 ・薄膜化が容易で、拡散抵抗が小さい。 ・親水性のため、蛋白質、血球の付着が少なく、性能の経時劣化が少ない。 ・熱やγ線に良く耐える。 種類 ・再生セルロース ・表面改質セルロース ・酢酸セルロース 合成膜 原料:石油 膜の特徴 ・共重合成分の選択で、膜特性を変えることが容易 ・孔径の大きい膜を作ることが比較的容易 ・大部分が疎水性 種類 均 相 膜:PMMA・EVAL 非対称膜:PEPA・PAN・PS・PA・PAES ダイアライザーにはたくさんの種類があります。 CTA、PMMA、EVAL、PEPA、PAN、PS、PA・・・など ダイアライザーを選ぶポイントとしては、 ・膜の素材 ・膜の面積 ・膜の性能 この3つがダイアライザーで大きく区別されている。 この中で、透析患者さんそれぞれに合ったダイアラ

    『透析 ダイアライザー 種類 選択』
    mats_i
    mats_i 2014/05/24
    「なぜ、こんなにも種類があるのか?それは、最強のダイアライザーが存在しないから」 『透析 ダイアライザー 種類 選択』
  • 『透析 ダイアライザー 種類 CTA』

    セルローストリアセテート(CTA) 原料 セルローストリアセテートはセルロースの有機酸エステルの一種で、セルロースの中の水酸基の酢酸基置換度が3に近いもの (写真用フイルム・衣料用線維・タバコのフィルタープラスチック製品などに応用されている) 特徴 ・ 膜強度が強く薄膜化が可能で、湿潤時にも膨張しないため拡散性能に優れる ・ 膜表面にアルブミンのモノレイヤーを形成する事により、シャープな分画分子量特性を実現。 ・ 溶媒、非溶媒、酢酸度を変えることにより、膜性能を変化させることが可能。 ・ 補体活性やロイコペニアが軽度 ニプロ:FBシリーズ CTAのダイアライザーは、 PS膜などが使用できない患者さんでも、ショック症状などがなく透析できるので良い膜だと思います。

    『透析 ダイアライザー 種類 CTA』
    mats_i
    mats_i 2014/05/24
    「CTAのダイアライザーは、PS膜などが使用できない患者さんでも、ショック症状などがなく透析できるので良い膜だと思います」 『透析 ダイアライザー 種類 CTA』
  • 『透析 カルニチン 効果』

    カルニチンについて カルニチンとは何か? カルニチンの主な働きは? ・脂肪酸を燃焼してエネルギーにかえるために必要不可欠な成分。 (脂肪酸などをミトコンドリア内へ運搬するのが仕事) ・赤血球の安定化 カルニチンの摂取方法は? 約3/4は事から。残りの1/4は必須胃アミノ酸(リジン&メチオニン)から主に肝臓や腎臓で作られる。 体内に存在して、約98%が骨格や心臓などの筋組織に存在。 透析患者さんは、このカルニチンが不足します。 原因は何なのか? ①腎機能の低下により、腎臓でカルニチンが作られにくくなる ②事制限によって、品から十分な量のカルニチンの摂取ができていない ③透析により、血中の70~80%カルニチンが体外へ出てしまう ※透析では血中内の濃度が低下するので、透析後に筋肉内から血中に放出(補充)される。ただし、摂取量が不足しているので透析開始から年々体内のカルニチンは徐々に低下し

    『透析 カルニチン 効果』
    mats_i
    mats_i 2014/05/17
    「カルニチンについて」 『透析 カルニチン 効果』
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