■ホテル一畑創作の透析患者安心メニュー 島根大が開発した「低カリウムメロン」を使った会席料理の食事会が12日正午、松江市のホテル一畑で開かれる。主にカリウムの摂取抑制が必要な人工透析患者向けだが、患者以外にも満足してもらえる味に仕上がった-と同ホテル。5日まで参加申し込みを受け付けている。 カリウムは人体に必要な栄養素の一つだが、腎機能が低下していると、過剰に摂取した場合、しびれや不整脈を起こし、心肺停止の恐れも。このため、人工透析患者は含有量の多いメロンなどを避けている。 同大学生物資源科学部の浅尾俊樹教授(野菜園芸学)のグループは、含有量を通常(100グラム当たり340ミリグラム)の半分程度に抑える栽培法を確立し「しまね夢メロン」と商標登録。試作や試食会などを重ね、実用化を目指している。 今回は同大学と一畑グループの包括的連携協定に基づき、同ホテルがメニューを創作。和洋の料理長らが腕を
日立製作所と三菱重工業は2016年8月4日、三菱重工業のX線治療装置事業を日立に譲渡する旨の事業譲渡契約を締結したと発表した(ニュースリリース)。日立はX線治療装置の技術を取得するとともに、顧客基盤を拡大。従来から展開している粒子線治療装置事業と併せて、放射線治療装置事業を強化する。 三菱重工は、唯一の国産X線治療装置として2008年に市場投入した高精度放射線治療装置「Vero4DRT」を持つ。同社は目下、事業の選択と集中を進めており、医療機器を手掛ける機械・設備システムドメインでも中小規模の再編による収益力強化と注力分野の絞り込みに力を入れている。 両社は今回、ヘルスケア事業に注力し、開発からサポートまでの一貫した体制が充実している日立が事業譲渡先として最適との認識で一致し、合意に至ったという。日立は関連する薬事承継手続きを経て、既に稼働しているVero4DRTの保守サービスサポートを2
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