銭湯や温泉、サウナ、健康ランドといった公衆浴場では、入れ墨(タトゥー)をした人の入場を拒否するお店が多いです。この慣習に一石を投じるような取り組みを、宿泊事業を営む星野リゾートが4月15日に発表しました。これで入れ墨を隠せるなら大浴場で入浴しても構わないという「タトゥーカバーシール」を、10月1日から温泉旅館ブランド「界」の全施設で試験的に導入します。 星野リゾート公式サイト 「タトゥーカバーシール」は8×10センチサイズのシールで、希望者に無料で配布する予定。具体的にどのようなものにするかまだ準備段階ですが、このシール1枚を貼って入れ墨を覆い隠している状態に限り、入れ墨を入れた人の入浴を許可するそうです。 8×10センチ――これくらいならシールで隠して入浴できるかも?(photo by vavva_92) 広報担当者によるとシールを導入する理由は2つ。 1つは国内の若者にファッションとし