2020.12.07 | コラム 花粉症治療薬「アレグラ」の飲み合わせ:風邪薬や頭痛薬を飲むときには注意が必要 抗ヒスタミン薬の重複や相互作用について ここではフェキソフェナジン塩酸塩の「薬の飲み合わせ」に関して、主にアレグラ®を例にとって解説します。(なお、本記事に登場する薬剤に関して、株式会社メドレーは特定の製薬企業やその関係団体との利害関係はありません) フェキソフェナジン塩酸塩(主な商品名:アレグラ®)の特徴について フェキソフェナジン塩酸塩は、抗ヒスタミン薬(抗ヒスタミン剤)という種類の薬剤の一つです。アレルギー反応などを引き起こす体内物質ヒスタミンの働きを阻害することで、抗アレルギー作用などをあらわします。 抗ヒスタミン薬はアレルギーなどに対して有用な作用をあらわす反面、中枢抑制作用や抗コリン作用(体内物質アセチルコリンの働きを阻害する作用)という作用もあらわすため、特徴的とも
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