現役プロ棋士5人がコンピューターソフトと対決する将棋の電王戦は、20日、東京・渋谷区の将棋会館で最終局が行われ、午後6時すぎ、三浦弘行八段が東京大学の研究者が中心となって開発した、将棋ソフト「GPS将棋」に敗れました。 コンピューターとの初めての団体戦は、プロ棋士側の1勝3敗1引き分けという結果になりました。 ファンも注目の対局 20日に行われた将棋の電王戦はインターネットでも中継されたほか、東京・港区にある会場では、プロ棋士が勝負の行方を解説するイベントも開かれました。 富山市から7時間ほどかけて来たという20代の女性は、「実は将棋のことは詳しく分かりませんが、プロ棋士が真剣に勝負している姿はかっこいいと思いました。最後までお互い全力を出し切ってほしいです」と話していました。 会場には立ち見も出るほどの大勢の将棋ファンが訪れ、大型画面に映し出された対局の中継映像を見守ったり、プロ棋士らが