米フロリダ州の高校での銃乱射事件を受けて、高校生が呼びかけた「私たちの命のための行進」が24日、首都ワシントンで開かれた。NBCテレビによると約80万人が参加。全米で約800カ所、欧州やアジアなどでも集会が開かれ、銃規制と学校の安全を訴えた。 ワシントンでは、連邦議会前の大通り約1キロがプラカードを掲げた群衆で埋まり、周辺の道路にあふれ出した。特設ステージでは、事件のあったマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒や、銃で家族を亡くした若者たちが次々と演説した。 同校生徒のエマ・ゴンザレスさん(17)は「6分20秒間で17人の友人が奪われた」と話し、犠牲者の名前を読み上げた後、突然口をつぐんだ。約4分半、ゴンザレスさんが涙を流しながらまっすぐ前を見つめる間、会場からは「Never Again」(二度と起こさない)の合唱が起きた。アラームの音が鳴り、ゴンザレスさんが再び語り出したのは、登