1 2023年4月10日 日本銀行 黒田総裁退任記者会見 ――2023年4月7日(金)午後3時半から約60分 (問) 幹事社からの質問は二問です。黒田総裁、10 年間お疲れ様でした。質問の一点目は、 10 年間の振り返りです。大規模な金融緩和を続けてきたことによる成果について、 また、残った課題について、ご自身でどのように評価しているか教えて頂けますで しょうか。 二点目は、後任の総裁に就任する植田和男さんに期待することです。黒田さんの体 制で残った課題への対応も含めて、新体制に期待すること、託したいことを教えて 頂けますでしょうか。 (答) まず、第一の点につきまして、10 年前のわが国経済を振り返りますと、1998 年から 2012 年までの約 15 年の長きにわたるデフレに直面しておりました。こうした状況を 踏まえ、日本銀行は 2013 年に量的・質的金融緩和を導入しました。大規模な
数日前に、プーチンの大統領就任からウクライナ侵略までの各種重要な演説や論説、記者会見の公式記録を集めで訳したものを作って、大統領任期毎に分析もいれたんだけれど、反応がなんか鈍いなと思ったところ、ページのアクセス数が三日ほどで2000件。 ……アクセスだけで2000しかないということは、まあ実際にダウンロードまでした人はその1割で200人、少しでも読んだ人は二桁がいいところか。いやあ、ここまでみんな興味がないとはびっくり/がっかり。多少は皆様のお役にたつと思っておりましたが…… cruel.hatenablog.com まあ仕方ない。 で、マクロンが習近平に懐柔されたとのニュースでここ数日は持ちきりだけれど、やっぱヨーロッパ (特に独仏英) 首脳というのは、まずアメリカと決別した独自路線というのに弱くて、そこを突かれると結構弱いみたい。そして結構打たれよわい。 上のプーチン論説集でも、その一
『公研』2023年3月号「めいん・すとりいと」 日銀総裁の講演のテキストは文字だ。文字は読むもので分析するものではないというのがごく最近まで経済学の常識だった。文字は数字ではないので、統計的な処理ができないからだ。しかし自然言語処理の急速な進歩で、文字に統計処理を施せるようになった。 その恩恵を最も受けている分野が金融政策論だ。日銀総裁の講演テキストを分析すると何がわかるのか。その一端を紹介しよう。 黒田総裁は 2013年4月から2期10年間、在籍したが、その間に77回の講演を行った。その量は文字数にして約70万字になる。単行本数冊分の量だ。その70万字は黒田日銀が展開してきた政策の根幹がどこにあったか、それは前任者たちとどう違っていたかを私たちに教えてくれる。 黒田総裁が最も頻繁に使った言葉は何だったのか。それは「物価」だ。「物価」が単独で使われることもあれば、「物価」目標といったように
ゲーム開発中に遭遇したパフォーマンスに関するユニークな失敗談を、開発者たちが共有している。ゲームづくりにおいては、失敗はつきもの。いろんな要素をつなぎあわせて作られており、ユーザーは完成したものを遊ぶことがほとんど。しかしその裏では、さまざまな失敗が生じており、それらを修正したり改善したりしながらゲームはできあがっていく。そうしたゲームの失敗に関する体験談を、開発者たちが共有している。ことの発端は、アーティストのdatbx氏がVRChat用素材としてTwitterに投稿したとある画像だ。 この「1600万ポリゴンで構成された3Dポップタルト」の画像は、実際にはVRChat用ではなく、モデラーのminwin3d氏が現実のポップタルトから3Dモデルを作成する過程でTikTokに投稿したもの。しかし、そのポリゴン数だけでもゲーム開発者を恐怖に陥れるには十分だったようだ。 ポリゴンとは3Dモデルを
テレビや新聞に加えて、インターネットメディアが記事媒体として現代人になくてはならない存在となり、毎日気になる記事をSNSで見かけてクリックする人も多いはず。ネットニュースのタイトルはユーザーがクリックするかどうかを大きく左右する要素ですが、ポジティブな言葉よりもネガティブな言葉を使ったタイトルの記事の方がクリック率が上がるという研究結果が発表されました。 Negativity drives online news consumption | Nature Human Behaviour https://www.nature.com/articles/s41562-023-01538-4 ニューヨーク大学のジェイ・ヴァン・バヴェル准教授らの研究チームは、2012年に設立された記事サイト・Upworthyの記事を使い、実験を行いました。実験では、Upworthyの編集者は1つの記事に25種類の
国民生活センターは3月15日、ご飯の糖質を低減できるとうたった、いわゆる「糖質カット炊飯器」を実際にテストした結果を発表した。含まれる糖質(デンプン)の総量は「通常の炊飯の場合と大きな差はみられなかった」という。 糖質カット炊飯器の多くは、炊飯の途中で米をすすぐごとで二重底の内釜の穴から糖質が溶け出した水が出るという仕組み。しかし市販の6製品をテストしたところ、同量の米を通常のマイコン炊飯器で炊いた場合に比べて水分が1~2割多い炊き上がりになったものの、含まれる糖質の総量に大きな差はみられなかった。 水で重量が増えたぶん同じ重量あたりの糖質の割合は低くなるが、4つの製品は商品サイトなどに記載していた「糖質を最大約3分の1カット」といった文言を満たさないと考えられるという。これらは「景品表示法上、問題となるおそれがある」。 国民生活センターには2017年以降、糖質カット炊飯器に関する相談が2
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