2009年1月に予告編が公開されていた韓国のアニメーション「Ghost Messenger(ゴースト・メッセンジャー)」ですが、その後どうなった調べてみました 予告編を作って公開し、出資者を募っていたようですが、資金の目処もついたのか韓国初のOVAとして6話が制作され、インターネットで先行販売されたそうです
渋谷にて。初日。デビッド・フィンチャー新作。フィンチャーならではのクオリティの高い映像が印象的でした。特にオープニングのイメージ映像の凝りようなど、いかにもフィンチャー作品らしいハイクオリティで、『ファイト・クラブ』(’99)のオープニングを連想させます。三部作になるようですが、トリロジーの第一弾としては申し分ない内容ではないでしょうか。作品のテーマ性(後述します)についても、スウェーデン版よりさらに強調されていたと感じました。原作は未読です。 作品は、男性の持つ暴力性、エゴに対して、凄腕のハッカー女性リスベットが挑んでいくという図式がより強調されていると感じた。作品のテーマ性はなにより、エゴイスティックな男性性との熾烈な戦いであるように見える。革ジャンを着て、全身にタトゥーを掘りこんだハッカーであるリスベットは、見た目は攻撃的だが実際はからだも小さくか弱い存在である。幼少時の虐待経験が示
へこんだ車はまだ走り続ける 公式サイト。原題:YOUNG ADULT。ジェイソン・ライトマン監督、シャーリーズ・セロン、パトリック・ウィルソン、パットン・オズワルト、エリザベス・リーサー。ビッグアップルのニューヨークになぞらえていささか自虐的に“ミニアップル”と名付けられたミネアポリスでヤングアダルト小説のゴーストライターをするバツイチ37歳のメイビス(シャーリーズ・セロン)の立ち位置が自ずと分かる設定。 ニューヨークに進出して活躍するまでには至らず、表紙に自分の名前が出るわけではないゴーストライター。中途半端で、年齢的にも中途半端。こんな筈じゃなかった感は、メイビスがいつもベッドで一人俯けで不貞寝していることからも分かる。故郷のマーキュリーでは高校時代、飛び抜けたスターだったのに。 一時はいいところまで行ったバディ(パトリック・ウィルソン)から赤ちゃん生まれたのでお祝いの会の招待状をメー
コラム コラム「南風」 ヒーローにもっと方言を2012年2月8日 Tweet 琉神マブヤーと言えば、ご存じ悪の軍団マジムンと正義のヒーロー・琉神マブヤーが沖縄の平和をかけて戦う物語である。この物語は沖縄を舞台にしているとあって、登場人物やマブイストーン、必殺技に琉球の方言が多用されている。ボクは言葉の研究をしているので、ここで気になっていることを述べたい。 日本語に独特の現象として役割語の存在がある。例えば語尾に「〜じゃ」を付ければ老人や博士、「〜あるよ」と来れば中国人の台詞というように、語尾などでキャラクターを示す。しかし、博士であれ、中国人であれ、こんな話し方の人間は現実に存在しない。この役割語研究の成果として、小説やドラマの世界ではヒーローは標準語を話し、学問のない田舎者に方言が与えられる、とある。 琉神マブヤーもこの傾向に合致する。マブヤーは基本的に標準語、マジムンは方言を話
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