1970~80年代にかけて、財政赤字に悩む米国に代わって、日本が財政出動や円高誘導を通じて世界経済を牽引(けんいん)する「日本機関車論」が台頭した。今は欧州中央銀行(ECB)が本格的な金融緩和に二の足を踏み、米FRBは「出口戦略」を模索中だ。 日本発のマネーが海外で国債を買い、世界の金利を低位安定させる。これは「日本機関車論」の再来だ。輸出分野で日本と競合する途上国が円安進行を批判しても、米国が黙認してきたわけだ。バーナンキ発言で始まった世界的な株式相場の調整。昨年までとは逆に、円と米国株は負の相関関係(円高になると米国株が売られる)になった。これも「日本機関車論」に対する期待の裏返しである。(ニューヨーク 松浦肇)
「日本で起きたリーマン的現象」。日本株が1100円超の急落を演じた5月23日、仏大手銀ソシエテ・ジェネラルは、こんなメールを顧客に一斉配信した。 「リーマン的現象」とは、相場が急落することで保有する証券の担保価値が低下した投資家や金融機関が急速に売買を縮小し、結果的にさらなる相場低下につながるリスクを指す。2008年に米大手投資銀リーマン・ブラザーズが破綻した際にも、売買の担保となっていた証券化商品の価値が下がることで信用不安が拡散した。「売りが売りを呼ぶ」構図である。「出口戦略」検討 安倍晋三政権が本格的な金融緩和策を打ち出した昨年末から、外資系を中心とする投資家が日本国債などを担保にして低金利の円資金を借り、相対的に利回りの高い外国証券を買う「キャリー・トレード」と呼ばれる取引を活発化させていた。 23日の株価急落の背景の一つには、日本国債売りがあった。担保となっていた日本国債の価格が
小さい頃、よく親に、「素直になれ、謙虚になれ」と怒られました。 怒られるのは、僕が反論したとき。 僕は、注意されるといつも、猛烈に反論していました。 いかに自分が正しいか。 いかに親が誤解しているか、または間違っているか。 そういうことを、ノンストップでまくしたてるのです。 へ理屈だろうが何だろうがおかまいなし。とにかく相手を打ち負かそうと、しゃべり倒しました。我ながら何か憑依したのかと思うほどの語彙とロジックパターンの量でした。当時は今より口がよく回ったんじゃないかしらw そういうとき、僕はいつも、そもそも注意されたこととは別に、自分の態度について、怒られたものです。 曰く、「素直になれ、謙虚になれ」と。 相手に注意されたとき、批判されたとき、怒られたとき。 自らの正当性のことばかり考えるのではなく、 「なるほど、もしかしたらそういうこともあるのかもしれない」 と思え、と。 自分が間違っ
新海誠監督が「言の葉の庭」までの10年で発信しているメッセージとは?デビュー作「ほしのこえ」(2002)以来、鮮烈な映像美と繊細な描写で見る者の心を揺さぶってきた新海誠監督。「星を追う子ども」(11)に続く約2年ぶりの最新作「言の葉の庭」は、靴職人を目指す15歳の高校生タカオと27歳の謎めいた女性ユキノの淡い交流を中心に、物語を紡いだ。テーマや手法は変化しても、新海監督が作品に込めるメッセージは「過去作品から連続している」。強い思いとともに発信し続けるメッセージ、今だからこそ言葉にしたい思いとは何なのだろうか。(取材・文・写真/編集部) 新海監督はこれまで、初恋という互いを思い合っている同年代の男女の行方を描いてきたが、今作では「孤独のうちに立ちすくんでいたふたりが、気持ちの触れ合いを持ちながらも、再び孤独に戻っていく」という「愛に至る前の恋」に焦点を当てた。これまでの作品が、「過去の美し
アメリカ・カリフォルニア沖で、漁師の男性が巨大なサメを釣り上げました。男性が釣り上げたのはアオザメで、通常釣り上げられるアオザメは280kg以下のもがほとんどですが、今回釣り上げたのはなんと600kgの大物でした。。 今回、この巨大ザメを釣り上げたのはテキサス州在住のジェイソン・ジョンストンさん。2時間半の格闘の末に、体長約3.6m、重さ600kgのアオザメを釣り上げました。 この大きさは世界記録になる可能性があるといい、巨大ザメは研究用として寄付される予定だといいます。 一方で、自然保護の観点から乱獲によって個体数が減っているアオザメを捕獲したことに対して、大きな批判も上がっています。
英健康保護局(Health Protection Agency、HPA)が公開した新型コロナウイルス「NCoV-EMC」の顕微鏡写真(撮影日不明)。(c)AFP/BRITISH HEALTH PROTECTION AGENCY 【6月8日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は7日、サウジアラビアで中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)を発症していた男性1人が死亡し、この病気による世界全体の死者は31人になったと発表した。 新たに死亡したのは同国東部アフサー(Al-Ahsaa)に住む83歳の男性で、先月27日に中東呼吸器症候群を発症し、同月31日に亡くなったという。今年4月には、同じ地域の医療機関で、中東呼吸器症候群の原因となるマーズコロナウイルスの集団感染が発生している。 WHOによると
8日午後、茨城県古河市の小学校の校庭でテントが飛ばされて児童6人がけがをした突風について、気象台は現地調査を行った結果、「つむじ風」とも呼ばれる「塵旋風と推定される」と発表しました。 8日午後1時半すぎ、茨城県古河市下辺見にある下辺見小学校で突風が吹き、運動会のため校庭に設置していたテントのうち2つが飛ばされて児童にぶつかり、4年生と5年生の男女合わせて6人が頭や腕を打つ軽いけがをしました。水戸地方気象台は8日夕方、職員3人を現地に派遣して、当時の空の様子や突風がどの方角から向かってきたかについて、校長などから聞き取り調査を行いました。 その結果、砂ぼこりが渦を巻いて移動したという目撃証言が複数あったことや、被害が発生した時刻に周辺に活発な積乱雲はなく、晴れていて、竜巻が起きる気象条件ではなかったことから、今回の突風について、「つむじ風」とも呼ばれる「塵旋風と推定される」と発表しました。
2月14日、オバマ米大統領は、一般教書演説で提案した最低賃金の引き上げについて、企業の利益をある程度圧迫する可能性がある、との見方を示した。13日撮影(2013年 ロイター/Jason Reed) [ワシントン 14日 ロイター] オバマ米大統領は14日、一般教書演説で提案した最低賃金の引き上げについて、企業の利益をある程度圧迫する可能性がある、との見方を示した。その上で、企業は高水準の利益を享受しており、売上げの増加につながる顧客の所得拡大は企業にとり重要との考えを示した。 大統領はグーグル・プラスが主催したオンラインビデオ上の質疑応答セッションで「企業収益にある程度影響を与えるかもしれない」と述べたうえで「ただ、全体が繁栄する社会を目指すのであれば、企業も顧客がお金を持っているかどうかを心配する必要がある」と語った。
近所のカメラ点が閉店した。店のおやじさんが体力がなくなってきたとのことらしい。後を継ぐ人がいたのかわからないが、店を閉じることになった。そのカメラ店のことでよく覚えているのは、その店がプリントした写真をお客の了解を得て、商店街の色々な場所に貼り出していたことだった。商店街では色々な店があるが、このご時世のためか、閉店になってしまう店がいくつか出てきて、その跡地に次の店がなかなか入らなかったりする。そうゆう店の跡地の空きスペースに、そのカメラ屋は写真を展示し、それによって、商店街の雰囲気が、少しながら活気が出たようにも見られた。僕もそういう写真の展示が結構好きだったで、何も用事がなくても商店街を歩いたりした。その商店街の活気を盛り上げる役割だった店が閉店したことにより、今後、商店街は若干ながら活気を失うのだろうか。写真のように、ふと立ち止まったり、近くを歩いている人の興味を引くようなものを、
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