コンビニエンスストア「セイコーマート」を展開するセコマ(札幌市)は7月8日、店内調理するホットシェフブランドの一部商品について値上げした。原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇を受け、自助努力によるコスト削減が難しくなったため値上げに踏み切った。 値上げする商品は、カツ丼各種、豚丼各種、チキン南蛮重、海苔弁鮭フライ、カツカレー、ザンギ弁当、とんかつ弁当、フライドチキン各種、ジューシー焼きチキン、おにぎり各種。改定率は約102~111%で、一部店舗では価格が異なるため、改定率も異なるという。
コンビニエンスストア「セイコーマート」を展開するセコマ(札幌市)は7月8日、店内調理するホットシェフブランドの一部商品について値上げした。原材料価格の高騰やエネルギーコストの上昇を受け、自助努力によるコスト削減が難しくなったため値上げに踏み切った。 値上げする商品は、カツ丼各種、豚丼各種、チキン南蛮重、海苔弁鮭フライ、カツカレー、ザンギ弁当、とんかつ弁当、フライドチキン各種、ジューシー焼きチキン、おにぎり各種。改定率は約102~111%で、一部店舗では価格が異なるため、改定率も異なるという。
コンビニエンスストアチェーンのファミリーマートは7月4日、公式Xアカウント(@famima_now)が2日に投稿した画像について「著作権侵害には該当しないことを確認している」と公表した。画像にうっすら見える文字がウォーターマークではないかとX上で指摘されていた。 画像は、ファミマと日清食品が昨年に続いてコラボレーションすると告知する内容だった。両社のロゴマークと握手するイラストを組み合わせた画像を添付していた。 しかし、イラストの周囲にうっすらと「Ad」という文字が見え、X上ではこれが「Adobe Stock Photo」の有料画像をプレビューした際に表示されるウォーターマーク(不正利用を防止するための電子透かし)ではないか、という指摘が相次いだ。Adobe Stock Photoに同じイラストがあることも確認されていた。 ファミリーマートはウォーターマークとみられるものが見える理由につい
「キルラキル」などで知られるアニメ制作会社のトリガーは7月5日、14年ぶりの続編となる「New PANTY & STOCKING with GARTERBELT」を2025年に放送・配信すると発表した。これに合わせ、トリガーの大塚雅彦社長は、破産したガイナックスから原作権を移管した経緯を明らかにした。 前作「PANTY & STOCKING with GARTERBELT」が放送されたのは2010年。当時から監督を務めていた今石洋之さんの所属会社だったガイナックスで制作され、原作権もガイナックスが持っていた。 今石さんらは11年に独立し、トリガーを設立。大塚社長によると、以降のガイナックスは知的財産(IP)の活用や映像制作が困難な状態だったという。 経営不振が続いたガイナックスは、19年末に当時の代表取締役が刑事事件で逮捕される。この混乱に際し、先に独立していた庵野秀明監督のカラー、KAD
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 この研究では、ティッシュペーパーや雑誌、オフィス用紙、本のページ、名刺、写真プリントなど、さまざまな種類と厚さの紙を使用。実験方法として、人間の皮膚を正確に模倣するとされる弾道ゼラチン「スラブ」を用い、小型ロボットを使って異なる角度で紙サンプルをゼラチンに押し付けた。 実験の結果、最も危険な状況は65μm(0.065mm)の厚さの紙がゼラチンスラブに15度の角度で接近した場合であることが判明した。この厚さの紙は、ドットマトリックスプリンタや科学雑誌の印刷に一般的に使用されている。 この特定の厚さの紙が最も切りやすい理由は、その物理的特性にある。65μm
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 家猫は9000年以上前に家畜化され、現在では南極大陸を除く全ての大陸と数百の島々に広く分布している。この広範な分布により、家猫は多くの生態系に悪影響を与えており、新しい病気の伝ぱ、在来種との競合、遺伝的汚染、捕食による絶滅などの問題を引き起こしている。これらの理由から、自由に行動する猫は世界で最も問題のある侵略的外来種の一つとされている。 この研究では、533の研究文献を参考に、猫の食性データベースを構築し、猫が消費する動物の分類群、餌のサイズに基づく選択性の有無、島と大陸での食性の違いなどを明らかにすることを目的としている。 調査結果によると、家猫は
ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大学などの研究チームは6月24日、そんな発表をした。海産魚類として、日本で「国内絶滅」(国内で50年以上の確認例がない場合、環境省レッドリストの判定基準で国内絶滅に該当する)が証明された実例は、今回が初めてという。 ノコギリエイ科は、エイ類で最も大型であり、最大全長は7mに及ぶ。ノコギリエイ科の生物は、沿岸環境の悪化や乱獲で個体数が減少しており、絶滅の危機にあった。 今回研究チームは、東京大学総合研究博物館動物部門が収蔵する魚類標本の整理・調査を実施。その際、1928年3月5日に東京市場で水揚げされた、サカタザメ目ノコギリエイ科に属する「Anoxypristis cuspidata」(アノキシプリスティス カスピダータ)の標本を見つけた。そこからさらに、国内に残っていたノコギリエイ科の標本や、16世紀から現在まで日本と東アジア域から報告があったノ
人が搭乗し、操縦できるパトレイバー「イングラム」を開発しているロボットベンチャーのMOVeLOT(東京都墨田区)は6月21日、製作中のパーツの写真やシミュレーターによる動作イメージとみられる映像、そして今回のプロジェクトのストーリー(設定)などを公開した。9月中旬に「お披露目会」を実施する予定で準備を進めているという。 公開された設定は、篠原重工から要請を請けたMOVeLOT HEAVY INDUSTRYが、イングラムをベースにしたテスト機を開発。しかしドライブアシストのデータ取得が納品に間に合わず、一般のパイロット候補生に搭乗してもらって検証を行うことに。両腕両手の操縦項目がメインのため、下半身はパージしたというもの(要約)。イングラムは上半身のみになるようだ。 同時に公開した動画は、作中に登場するモーション・トレーサー機能(ドライブアシストのための事前教示)を再現した内容になっている。
アニメ映画「ルックバック」の上映時間が58分であることが6月20日までに明らかになった。エイガ・ドット・コムが運営する映画情報サイト「映画.com」上で判明した。同作品は28日から全国上映する。 ルックバックは、漫画「チェンソーマン」作者の藤本タツキさんが描いた読み切り漫画で、漫画配信サイト「ジャンプ+」で2021年7月に公開された作品。全143ページの漫画は、公開から一晩で120万人以上が閲覧するなど話題に。その年の漫画賞「このマンガがすごい!2022」ではオトコ編で第1位も獲得した。 映画のアニメーション制作は、スタジオドリアンが担当。映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」「借りぐらしのアリエッティ」「風立ちぬ」などに主要スタッフとして携わった押山清高さんが監督と脚本、キャラクターデザインを務める。声優は藤野役を俳優・河合優実さん、京本役を俳優・吉田美月喜さんがそれぞれ担当する。 作品の
絵を描いてくれる人が見つからず…… 池袋アニメフィルは、サックス奏者の松下洋さんを中心に、アニメファンでもあるプロの演奏家を集めて設立。「アニメ文化を伝統へと昇華していく」をテーマに掲げ、クラウドファンディングなどで資金を集めながら第1回演奏会の開催を目指してきた。 ポスターは、楽器店に掲示したり、チラシとして店舗に置いたり、Webに掲載したりして公開していたが、「ポスターに描かれた絵は、生成AIによるものでは」とネットで騒ぎになっていた。 松下さんの説明によると、AI生成画像を意図して使ったわけではないという。ポスターのデザインに当たっては、漫画家やアニメ制作会社などに連絡し、絵を描いてくる人を探したが、見つからないまま締め切りが迫ってきたという。 そこでデザイナーが、商用利用OKな画像素材からデザインすることにし、アニメ風のキャラクターが楽器を演奏している素材を見つけた。その画像に「A
今年9月で創刊100周年を迎える子供向け科学雑誌「子供の科学」──誠文堂新光社は6月19日、過去100年分のバックナンバーを電子書籍として復刻する方針を明らかにした。ただし課題も多く、作業が完了する時期については「まだみえない」としている。 電子復刻は、大日本印刷傘下の丸善雄松堂(東京都港区)、イースト(東京都渋谷区)と共同で取り組んでいる事業。企画のスタートから約1年をかけ、創刊から10年分(1924~1934年)にあたる119冊を電子化した。 4月末にはKindleストアで10年分の電子復刻版を発売。1冊980円で「一流の技術者や専門家の解説を通して、当時の最新技術を垣間見ることができる貴重な記録となっている」。 子供の科学が創刊された1924年(大正13年)は、関東大震災の翌年。復興作業が進む東京で、次々と登場する最新技術を豊富な写真と詳細な解説で紹介した。例えば1926年9月号の特
ARグラス市場で存在感を示すXREALの新作がスマートフォン型デバイス「XREAL Beam Pro」だと知って驚きました。一体どのような性能を持っているのか、スマホ型にした狙いとは──実機のレビューやCEOインタビューを通じて、その実態に迫ってみました。 とがった仕様のスマホ風デバイス、なぜ開発? 2017年にNrealという社名で創業した現XREALは、2019年のCESでMRグラス「Nreal Light」を初公開してから、小型、軽量、低価格なAR/MRグラスの開発、生産に取り組んできました。 しかし、PCやスマホと有線接続するモデルのみであったこと、そして現行の最上位モデル「XREAL Air 2 Ultra」を空間コンピューティング用ディスプレイとして使う時に組み合わせるデバイスが極めて限られていたことから、レファレンスとなる母艦デバイスが強く求められていたそうです。 そして20
コンパクトなフルサイズミラーレスカメラとして、6月20日発売予定のパナソニック「LUMIX DC-S9」(以下LUMIX S9)がネットで炎上状態となった。 事の発端は、X上で商品の機能説明ページで使用されている写真が、ストックフォトのものではないかと指摘されたことだ。5月28日にはパナソニックから謝罪文が出され、ストックフォトの使用や、S9以外のカメラで撮影した画像が使われていたことが確定的となった。 カメラ機能や効果を説明する公式サイトに掲載された写真なら、そのカメラで撮ったんだろうと思ってしまうのは、まあ、分からないでもない。ただ実際には、製品紹介のサイトで実機撮影の画像を使うのは、スケジュールの面で非常に困難という事情もある。 筆者はライター業の一環として、またライター業になる前から、製品の宣伝広告の仕事を行ってきた。これは裏方の事情であり、一般消費者からすれば「知った事か」という
米Pew Research Centerの調査によれば、2023年10月の時点で10年前(2013年)のWebページの38%がアクセス不能であるという。 10年前といえばそこそこ昔だと感じるかもしれない。20代の人からすればまだ子供時代だろう。10年前のガジェット、例えばPCやスマホはすでに役に立たなくなっても、新しいものがそれに変われば問題ない。 だが情報はどうだろうか。われわれは常に最新の情報を求めており、うっかり古い情報をつかんでしまうと判断を誤る可能性が高くなる。その一方で過去の情報が無ければ、今の情報の価値が分からなくなるのも事実だ。データとしての年次変化やトレンドの変遷など、過去からのベクトルが追えなくなってしまえば、未来予測もできない。つまり情報は過去からの 連続性が無ければ、未来線が描けないということである。 Webページが失われていくということは、当時のトレンドが分からな
「290円ラーメン」終売でもまだまだ安い幸楽苑、なぜコロナ禍が明けても不調が続いているのか(1/3 ページ) 東北・関東を中心に、ロードサイドに店を構えるラーメンチェーンの「幸楽苑」。醤油・塩・味噌と3種類のラーメンを提供し、チェーンらしいスタンダードなメニュー構成が特徴だ。以前は関西にも進出して全国展開を目指していたが、業績悪化に伴い西日本からは撤退するなど、コロナ禍以前から縮小路線が続いている。 アフターコロナにおいても、大手ラーメンチェーンの業績が好調な一方、客足が戻らず、幸楽苑だけ取り残されたような状態だ。 長きにわたり低迷を続ける理由を探っていく。 290円の中華そばで消費者の心をつかんだが…… 運営元の幸楽苑ホールディングス(HD)は2024年3月期末時点において、グループ内で389店舗を展開している。幸楽苑のほか、フランチャイジーとして「焼肉ライク」なども運営するが、全体のう
とある日に「Apple Watch Series 9」(以下、Apple Watch)を紛失した。紛失に気付いた日、紛失日の記憶が定かでなく、思い出せずに焦っていた。どうしてもなければ生活や仕事が成り立たないわけではないので、意気消沈することはなかったが、高価な物で個人情報も入っていることは頭の片隅にあり、どうにかして探し出さねば……と思っていた。 思い当たる節がないか冷静になって考えたところ、どうやらApple Watchを家ではなく外出時に紛失したようだった。腕に身に付けるので置き忘れはなかろう……と思ったのだが、カフェやレストランで過ごすときは邪魔になるため、腕から外してしまう癖があることに気付いた。バンドが意図せず外れてしまったのではないか? とも考えたが、置き忘れの方が気になり出した。 考えているだけでは仕方がないので、iPhoneの「探す」アプリを開いて、行方不明になったApp
関連記事 やよい軒が“ロボ化”してまで死守した「ご飯おかわり自由」 コロナ禍でライフスタイルが変容する中、大手外食チェーンが「朝食」の時間帯を狙った戦略を展開する。やよい軒では、2006年の創業時から朝食メニューを提供している。メニューの開発経緯や戦略について運営企業に取材した。 「朝モス」利用者、実は40~60代がボリューム層 そのコンセプトは 大手外食チェーンを中心に「朝食」の時間帯を狙った戦略を展開している。モスバーガーは2014年から「朝モス」を本格的に導入しており、現在では朝食の時間帯の売り上げが全体の約1割を支えているという。朝モスはどのような経緯で始まり、どんなメニューが人気なのか。運営企業のモスフードサービスに取材した。 「580円の朝焼肉」誰が食べている? 焼肉ライクが開店を“4時間”早めてまで始めたワケ 焼肉ライクは「朝焼肉セット」という朝食メニューを2020年8月から
LINEは、LINEアプリにトーク内容や動画などを保存できる「LINE Keep」を8月28日に終了すると発表した。「より良いサービスの提供に注力し、アプリ全体の最適化のため」としている。 LINE Keepは、トーク内容や動画、画像、音声ファイルなどを1GBまで、期間無制限で保存できる機能。2015年8月にスタートした。利用していた人は、サービス終了までに必要なファイルをバックアップするよう呼び掛けている。 関連記事 LINEヤフー、韓国ネイバーとの委託関係を終了へ PayPayとLINEのアカウント連携も延期に LINEヤフーがネイバーへの業務委託を撤廃することを決めた。これは2023年度通期および第4四半期決算会見で明かしたもので、LINEヤフーが進めていたLINEとPayPayのアカウント連携についても、社内のセキュリティガバナンス強化の優先を理由に、2024年度中としていた計画時
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