【釜石】鵜住居に仮設商店街 飲食店など9店入居 Tweet 釜石市鵜住居町に31日、仮設共同店舗「鵜(うーの)はまなす商店街」がオープンした。被災した飲食店や生花店など9店が入居。店主らは訪れた買い物客を笑顔で迎え、復興への一歩を踏み出した。 入居したのは寺前ストア、ダイアナchiZ(チズ)、ヘアーサロンハシバ、ごはんや松の根亭、川崎生花店、野村商店、おいでんせ、あんでるせん、めがね工房コシタの9店。 共同店舗は延べ床面積約450平方メートル、軽量鉄骨造りの平屋と2階建ての2棟。浸水区域外の市有地に中小企業基盤整備機構(東京都)が整備した。 同日は、開店直後から周辺の仮設住宅の住民が続々と駆け付け、にぎやかな雰囲気に包まれた。旅館宝来館が被災し、ごはんや松の根亭を開いたおかみの岩崎昭子さん(55)は「新鮮な地元の魚を使った定食が売り。これを再出発の一歩にして、年内の旅館再開を目指したい」