�日銀の野口旭審議委員は1日、秋田県金融経済懇談会であいさつし、イールドカーブコントロール(長短金利操作=YCC)で10年債金利を抑制し続ける理由について、日本経済が2%の物価目標を安定的に達成できる段階ではないためとし、金融緩和を継続する重要性を指摘した。写真は就任の会見をする野口委員。2021年4月、東京で撮影(2022年 時事通信) [東京 1日 ロイター] - 日銀の野口旭審議委員は1日、秋田県金融経済懇談会であいさつし、イールドカーブコントロール(長短金利操作=YCC)で10年債金利を抑制し続ける理由について、日本経済が2%の物価目標を安定的に達成できる段階ではないためとし、金融緩和を継続する重要性を指摘した。 野口委員は、10月の数字が1982年8月以来の高い伸びとなった全国消費者物価指数(生鮮食品を除くコアCPI)について、「諸外国ほどではないにしても、大きく上昇している」と
