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「国葬」は露骨で危険な安倍崇拝の儀式だった
菅元首相が友人代表として行ったスピーチは「エモい」と評判が良かったようだが(9月27日、東京の日本武... 菅元首相が友人代表として行ったスピーチは「エモい」と評判が良かったようだが(9月27日、東京の日本武道館) Eugene Hoshiko/ REUTERS <「民主主義の危機を乗り越える」という岸田首相の掛け声とは裏腹に、「国家」という言葉ばかりが目立つ権威主義と安倍元首相の熱狂的ファンの集いとなったことには引き続き批判と検証が必要だ> 9月27日、安倍元首相の国葬が日本武道館にて執り行われた。この国葬が本来行われるべきではない行事であるのは、このコラムで繰り返し書き連ねてきた通りだ。そのうえで行われたこの国葬を、筆者は中継や夜のニュースで見てみたのだが、内容面でも極めて問題があるイベントであった。 「民主主義を守る」という建前はどこへ 安倍元首相の国葬を行う建前の一つは、安倍元首相が民主的な選挙の過程で凶弾に倒れたということにあった。この民主主義の危機を国葬によって乗り越えるべきだという
2022/10/01 リンク