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ブックマーク / dragoner-jp.blogspot.com (6)

  • 書評:秦郁彦『陰謀史観』(新潮新書)

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 長い間放置プレイ状態で、Bloggerに移転後もなーんにもしていなかった当ブログでありますが、「週刊オブイェクト」が再開されたので、こっちもそろそろ動かなきゃいかんのかなあ、と思いつつも長い文章書くの嫌だなあ一生楽して生きたいなあ働きたくないでござるなどと、妄言スパイラルに陥る前に、じゃあ最近読んだでもレビュー&紹介するか、と思い立ったので早速実行するのです。 最初の書評はこちらです。 秦郁彦先生の近著、『陰謀史観(新潮新書)』です。 秦郁彦先生と言えば、右に真珠湾ルーズベルト陰謀説があれば誌上で批判し、左で家永三郎が日和ったら「変節組」とdisり、海外で根拠レスな昭和天皇dis番組が作られようとすると手紙を出して大幅修正させ、自身が癌に罹ると『病気

    書評:秦郁彦『陰謀史観』(新潮新書)
  • 合法的動画転載で不労所得を得たので、そのカネを使ってYahoo!(&CCC)に損害を与える嫌がらせをしてみた

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 (※10/18 22時追記:この記事の趣旨に関わる内容に誤りがありました。文中にて説明と代替手段を紹介しております) 「1億総活躍社会」の残り2千万になる事を目標としています。dragonerです。 1ヶ月と少し前、こんな動画をアップしました。 国土地理院がドローンで撮影した、台風18号に伴う常総の水害の動画ですね。 この動画、元々国土地理院がサイト上で公開しているのを見つけたんですが、WMVで700MB超という凶悪なファイルで、国土地理院が想定する国民一般はどんなリッチな回線持ちなのか興味深かったところなのですが、こんなんじゃ誰も見ねーよアホンダラ。 じゃあ、俺がYouTubeにアップするんでその許可くれ(※現在はYouTubeに国土地理院公式動画が

    合法的動画転載で不労所得を得たので、そのカネを使ってYahoo!(&CCC)に損害を与える嫌がらせをしてみた
    maturi
    maturi 2015/10/20
    あたまがよい Yahooが|損は絶対しないようにスキーム組んでるでしょうね
  • デング熱より危険で身近な感染症が見過ごされている件

    デング熱が日に再上陸したと騒ぎになっていますね。代々木公園の蚊に刺された事による発症疑いが報じられています。 厚生労働省は、国内でデング熱に感染した人が、27日に発表した女性に加え、さらに2人確認されたと発表した。3人は同級生で、東京の代々木公園でデングウイルスを保有する蚊に刺されて感染した可能性があるという。 都では代々木公園を一部立入禁止にし、蚊の駆除を行う模様です。 最も人を殺した生物は? デング熱のような蚊が媒介する感染症は、世界的な問題になっています。マイクロソフト創業者で慈善活動家のビル・ゲイツ氏は、今年の4月に自身のブログの”The Deadliest Animal in the World”と題した記事の中で、「年間で最も人を殺している生物」のランキングを発表しています。記事によると、2位の人間自身(年間475,000人殺害)を抑え、トップは蚊(年間725,000人殺害)

    デング熱より危険で身近な感染症が見過ごされている件
    maturi
    maturi 2014/08/29
    こわい
  • ネトウヨ・陰謀論者の肥やしとなる、自衛隊将官の陰謀論

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 2008年11月、アパグループが主催する懸賞論文への応募作の内容が問題となり、田母神俊雄航空幕僚長が更迭、退官することになった騒動は記憶に新しい。航空自衛隊の現職トップが、政府見解と大きく異なる歴史観の論文を明らかにしたのが物議を醸した訳だが、その「論文」内容のお粗末さは目に余るものがあった。 田母神論文で参考文献として挙げられた『盧溝橋事件の研究』の著者で現代史家の秦郁彦は、田母神論文における自著の恣意的な引用に不快感を表明し、総論として「論文というより感想文に近いが全体として稚拙と評ざるをえない。結論はさておき、根拠となる事実関係が誤認だらけで論理性もない」と酷評し、著書「陰謀史観 (新潮新書)」でも、田母神元空幕長の歴史観を陰謀論と認定している。

    ネトウヨ・陰謀論者の肥やしとなる、自衛隊将官の陰謀論
  • 「風立ちぬ」と鳥人間コンテスト。本庄季郎の戦後

    はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 明日9月4日、”第36回鳥人間コンテスト2013”の模様が読売テレビ系列で放映されます。 1977年に始まった鳥人間コンテストも今年で36回目となる歴史ある大会になりましたが、その記念すべき第1回大会で、先日長編映画制作からの引退を表明した宮崎駿監督の「風立ちぬ」の登場人物が大きな役割を果たしているのをご存知でしょうか? 主人公堀越二郎の良きライバル? 「風立ちぬ」をご覧になった方は主人公、堀越二郎の東大生時代から三菱内燃機製造(現在の三菱重工業)時代まで、ずっと一緒にいた「庄」という男性を覚えているでしょうか? 彼のモデルは庄季郎という実在の航空機設計者で、劇中では堀越二郎と同期の良きライバルとして描かれていますが、実在の彼は堀越より1期上の先輩

    「風立ちぬ」と鳥人間コンテスト。本庄季郎の戦後
  • 書評:広中一成「ニセチャイナ」(社会評論社)

    という満州事変以後の流れ。 いつ見ても分裂症気味というか、国家戦略としての統合を欠いていらっしゃるというか、その場凌ぎの泥縄対応だったんでしょうけど、それを一つの流れとして見ると、やはり理解できませんね。 教条主義化したコンプライアンスというのも考えものですが、存在しないとやはり恐ろしいものです。 こんなことで割をうのはもちろん現地の中国人に、日中戦争で疲弊しきった上にアメリカ戦争までやることになった日人。 満州国では中国人が田畑から追い出され、その跡を日人に開拓させてみたものの、太平洋戦争勃発で開拓団の成年男子は徴用された上、ソ連侵攻で残された女子供は決死の逃避行と誰得状態。また、貧弱な傀儡政権の財源確保に阿片の売却益を充てようとしたら、その利益の大半は日側機関に中抜きされ、市中にはアヘン中毒者が溢れる有様。 こんな破綻国家丸出しの傀儡国家達も、日の敗戦と共にあっさり消え去り

    書評:広中一成「ニセチャイナ」(社会評論社)
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