はてなダイアリー「下総ミリタリースクエア」が、移転の上改称。 dragonerが草葉の陰から生暖かく軍事話やその他の雑想を垂れ流すブログ。 長い間放置プレイ状態で、Bloggerに移転後もなーんにもしていなかった当ブログでありますが、「週刊オブイェクト」が再開されたので、こっちもそろそろ動かなきゃいかんのかなあ、と思いつつも長い文章書くの嫌だなあ一生楽して生きたいなあ働きたくないでござるなどと、妄言スパイラルに陥る前に、じゃあ最近読んだ本でもレビュー&紹介するか、と思い立ったので早速実行するのです。 最初の書評はこちらです。 秦郁彦先生の近著、『陰謀史観(新潮新書)』です。 秦郁彦先生と言えば、右に真珠湾ルーズベルト陰謀説があれば誌上で批判し、左で家永三郎が日和ったら「変節組」とdisり、海外で根拠レスな昭和天皇dis番組が作られようとすると手紙を出して大幅修正させ、自身が癌に罹ると『病気