ノルウェー北東バルデ(Vardoe)で、墓地の奥の海沿いに設立された魔女狩り犠牲者の慰霊モニュメント(2013年6月5日撮影)。(c)AFP/Pierre-Henry DESHAYES 【7月10日 AFP】ノルウェーの北極圏、その過酷な環境から「地獄の門」と呼ばれた地で17世紀、多くの女性たちが魔女狩りの犠牲となり処刑された。 それから400年を経て、ノルウェー・バランゲル(Varanger)半島先端に位置する北極圏の小さな町バルデ(Vardoe)に2011年に設立された全長125メートルのモニュメントは、集団が犯した罪の記憶をとどめるとともに、ありもしない罪を着せられ処刑されていった女性たちを慰霊するものだ。 ある女性は子ども1人とヤギ2匹を呪い殺したとして火あぶりにされた。別の女性は、船10隻が沈没し船乗り40人が溺死した嵐を呼び起こしたとして処刑された。 バレンツ海(Barents
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