またしても,ウェストンせんせいの『論証のルールブック』(第5版)から抜粋: たとえば,友達に(子供たちに,親に,まあとにかく誰かに),もっと豆を食べるよう納得させたいと思ってるとしよう.きっと,世界でいちばん有望な命題にも大重要な命題にも思えないだろうけれど,ともあれ,最初の例題としてはわるくない――それに,食生活は大事だよね! この論証を立てるにはどうすればいいか考えてみよう. 結論はこれだ:ぼくらはもっと豆を食べた方がいい.キミはそう信じてる.でも,どうして? 理由はなに? なによりはっきりさせるために,そこのところをじぶんで言葉に言い表して,ほんとうにちゃんとした理由になっているかどうか確かめる必要があるかもしれない.他人にもこの結論に賛成してもらって食生活を変えてもらおうというなら,必ずよい理由を述べないといけない. というわけで再び:きみの理由はなんだろう? おそらく,主な理由に