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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/514303 (4)

  • 伊藤博文、ベルリンの酒場で、塙次郎暗殺を懺悔 - 礫川全次のコラムと名言

    礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎伊藤博文、ベルリンの酒場で、塙次郎暗殺を懺悔 以前、大場義之さんという未知の研究者から、『大津事件の謎に迫る』(文藝春秋企画出版部、二〇〇六)というを送っていただいた。オリジナルな考証が光る労作だと思ったが、その時は、大津事件の全体像に、変更を迫るほどの問題提起はないという印象を持った。 昨日、久しぶりにこのを読んでみたが、これはなかなかの問題作かもしれない、と思いなおした。しかし、日は、そのことについて解説している余裕がない。 日は、同書の、二四六~二四七ページから、憲法調査中の伊藤博文が、ベルリンの地で、塙次郎暗殺を懺悔したことに触れているところを紹介したい。 平成一五年(二〇〇三)三月、瀧井一博氏による『文明史のなかの明治憲法』〔講談社、二〇〇三〕という

    伊藤博文、ベルリンの酒場で、塙次郎暗殺を懺悔 - 礫川全次のコラムと名言
    maturi
    maturi 2022/08/01
  • 国家社会主義と国民社会主義は違う - 礫川全次のコラムと名言

    礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎国家社会主義と国民社会主義は違う 最近、木下半治の論文「世界政治の潮流」(現代日政治講座第一巻『現代政治の展開過程』昭和書房、一九四一、所収)や、同じく木下半治の『日ファシズム』などを読んだので、いくらか、ファシズムについての理解が進んだ気がする。 この間、ひとつ認識を改めたことがある。それは、国家社会主義(Staatsozialismus)と国民社会主義(Nationalsozialismus)とは違うということ、また、ナチスのイデオロギーは、国民社会主義であって、ナチスの正式名 ‘Nationalsozialische Deutche Arbeiterpartei’ は、「国民社会主義ドイツ労働者党」と訳すべきであること、などである。 日は、木下半治の『新体

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    maturi 2020/01/19
    木下半治『新体制辞典』(1941)国民社会主義は、国民主義の名においてマルクス主義の国際主義に対抗し、社会主義の名において資本主義に対抗して、自由主義、民主主義を撃破せんとする新世界観 国家社会主義とは異
  • 相馬ケ原弾拾い射殺事件、一名「ジラード事件」(1957) - 礫川全次のコラムと名言

    礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎相馬ケ原弾拾い射殺事件、一名「ジラード事件」(1957) 数年前、池田正映著『群馬県重要犯罪史』(高城書店)というを入手した。このは、どういうわけか、奥付に発行年月日の記載がない。しかし、一九五七年(昭和三二)に起きた「相馬ケ原弾拾い射殺事件」(一名「ジラード事件」)の判決文(同年一一月)が載っていることなどから、それから、さほど経過していない時期に刊行されたものと思われる。 今回、このでジラード事件の判決文というものを初めて読み、この事件の「全貌」を知った。被害者を死にいたらしめたものが、ジラード三等特技兵(判決当時二〇歳)が、手榴弾発射装置(グレネードランチャー)を使って発射した空包小銃弾空薬莢であったことも、はじめて知った次第である。 以下に、前掲書で池田

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    maturi 2018/02/12
  • 「良民証を見せろ」(『新辞林』軍用会話より) - 礫川全次のコラムと名言

    礫川全次〈コイシカワ・ゼンジ〉のコラムと名言。コラムは、その時々に思いついたことなど。名言は、その日に見つけた名言など。 ◎「良民証を見せろ」(『新辞林』軍用会話より) 昨日の続きである。研文書院出版部編・石川雅山書『興亜国語 新辞林』(研文書院、一九四一)の第三版(一九四三)を紹介している。 同書には、付録として「日華実用会話」というものが付いている。これは、四一ページ分あって、けっこう充実している。最初に、「支那語発音および記号の解説」というものがあり、以下、第一編「単語編」、第二編「一般会話」、第三編「軍用会話」という構成になっている。 特に「軍用会話」というのが、いかにもその時代にふさわしい。日は、これを紹介してみたい。 第三編「軍用会話」は、歩哨、訊問、巡察、行軍、宿営、徴発及び傭役、工作、宣撫の八項目に分かれている。少し、最初のほうを紹介してみよう(四声の記号と発音は省略した

    「良民証を見せろ」(『新辞林』軍用会話より) - 礫川全次のコラムと名言
    maturi
    maturi 2015/02/27
    立入禁止の布告文を読まなかつたのか あつちへ行け 此処はお前達が通る処ではない 車を曳いて通つてはならぬ 今来た方へ戻れ 良民証を見せろ 良民証がなければ此処は通せない【「歩哨」の項はここまで】
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