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ブックマーク / blog.textt.net (3)

  • 菊池誠氏との対話から

    先日、ツイッターにおいて、@kikumacoこと大阪大学理学部物理学科教授の菊池誠氏とアベノミクスに関するやりとりをした。ぼくは元々、「議論」する気もなかったのでリプライでもなければ名指ししてのツイートではなかったのだが、ぼくの以下のツイートが発端ではある。 よく「経済は命を守ることだ」「経済が弱くなれば弱者こそ死ぬ」的なことを言う人がいる。一見もっともらしいが、それ、ただのおためごかしだから(何度でも言う)。当に弱者や失業者の心配をしている人は「福祉の充実」「セーフティネット」が最大の主張のはず。トリクルダウンなんてないんだから。 22:26 - 2018年5月31日 https://twitter.com/sukiyapotes/status/1002421139753189381 消費税を8%にした野田政権は「冷酷」という意見を見て仰天した。累進税率を下げてきたのは何政権? 法人税

    maturi
    maturi 2018/06/09
    今非常に景気がよいというのが事実で、自殺者も減る幸福な社会が来ているのだとしても、そのことは今のような政治の私物化、公文書改竄といった犯罪や犯罪的所業を帳消しにするものでも何でもないというごく当たり前
  • アベノミクスで自殺者数一万人減はトンデモの詭弁

    菊池氏は、科学者でもあるし、放射能のトンデモさんとも戦っていらっしゃるのだから、きっと統計データを見ることも、ぼくよりずっと慣れていらっしゃるだろう。正直、経済学も統計もぼくは決して得意ではない。しかし、興味を抱いてじっくり見れば、ある程度のことは分かる、つもりだ。 菊池氏の物言いは、恫喝そのものだ。ややパラフレーズを許してもらいたいが、言っていることは「アベノミクスによって自殺者は一万人も減った」「民主党の政策は弱者に冷酷(つまりは民主党のままなら年間一万人余計に死んでた)」「国民の命を大切にするなら金融緩和を続けるしかない」ということだ。正確にそうは言ってないにしても、そのような「印象操作」であることは間違いない。これは、安倍政権を英雄と褒め称えるにとどまらず、民主党政権を殺人者呼ばわりする、極めて強烈な批判でもある。そんなことを言うからには相当の根拠、確信が必要だと思うのはぼくだけだ

  • 「シン・ゴジラ」感想

    『シン・ゴジラ』は特撮映画として、怪獣映画として、“娯楽映画”として一級品であると思うし、様々な美点を備えていると思いはするものの、世間の多くの人のように言葉を極めて「大傑作」とは喜べない自分がいる。当然、似たような感想を漏らす人も多いだろうと思っていたものの、案外そういった評を見かけない(そんなに知らない人の評まで漁っているわけではないのだが)。思ってはいるけど“ネタバレ”になるのを恐れ差し控えているだけなのか、それともぼくのようには感じない人の方が多いのか。(自分の観たい)人間ドラマがない、こんなのはゴジラではない、その他諸々この映画にひどく否定的な評もぼくの思いとはまるで違う。そんなわけで「映画評」というものとはいささかずれるにちがいない文章だが、少し長く書いてみることにした。 まずは「娯楽映画としての」感想から。 平成ガメラ('95~)における台風情報を模した「ガメラ情報」は、当時

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