「シン・ゴジラ」感想

『シン・ゴジラ』は特撮映画として、怪獣映画として、“娯楽映画”として一級品であると思うし、様々な美点を備えていると思いはするものの、世間の多くの人のように言葉を極めて「大傑作」とは喜べない自分がいる。当然、似たような感想を漏らす人も多いだろうと思っていたものの、案外そういった評を見かけない（そんなに知らない人の評まで漁っているわけではないのだが）。思ってはいるけど“ネタバレ”になるのを恐れ差し控えているだけなのか、それともぼくのようには感じない人の方が多いのか。（自分の観たい）人間ドラマがない、こんなのはゴジラではない、その他諸々この映画にひどく否定的な評もぼくの思いとはまるで違う。そんなわけで「映画評」というものとはいささかずれるにちがいない文章だが、少し長く書いてみることにした。 まずは「娯楽映画としての」感想から。 平成ガメラ（'95～)における台風情報を模した「ガメラ情報」は、当時

[yogasa]

まあ経口投与のところは一番盛り上がらないといけないはずなのに苦しいよなあとしか思えないのがきついよな

[iww]

「薬は注射より飲むのに限るぜ」と言わせるべきだった。 という話

[khwarizmi]

これはこれでひとつのステレオタイプな政治的反応/しかし、この人の感覚では311がなくても、原発の近くにいるわけでもない人が線量計を持ってたのか。ねえよ

[BigHopeClasic]

“「多少無理のある設定であっても、どうしても放水車のあの場面を撮りたかったんだな」”

[kujoo]

ラスト・クライマックスのアレは確かに。自分はデカい注射針でも使うのかと、それを支持する為のアームとしてのポンプ車なのかと思ったらあの流れで声に出さずも爆笑してしまった。どうでもいいが放水車ではない。

[aomeyuki]

完成度と作り手の熱量は必ずしも一致しないという視点。ここ数年、海外で制作される映画にはこの二つを高い次元で融合し、その上作家性も損なわれない作品が連発されてるから当然の反応。フィクションの強度問題。

[chintaro3]

最後の作戦も失敗して、めちゃめちゃになって終わるというのも見てみたかったとは思う。

[zatpek]

比較するのもアレだけど、わたしら「ミュンヘン」も「宇宙戦争」も見てるからなあ、というのは正直な所ある…。>ポスト◯◯ //そういや庵野監督はスピルバーグ嫌いっていってたっけ。

[deztecjp]

演技については異論があって、現実の人間は感情表現などしようとせず、棒読みのような喋り方をするのだから、むしろ棒読みっぽい感じじゃないと「ドラマや映画だな、これは」と感じる。

[htnmiki]

多分どうでもいいことの(1)は私も「あらこんな無駄カットも撮るんだ」と思った