この間の土曜日は「調布市文化会館たづくり」で開催されていた『マンガ家・つげ義春と調布』展に行ってきました。 東京暮らしも長いですが調布に足を踏み入れたのはこれが初めて。新宿から京王線に乗って京王調布駅で下車しましたが、そもそも京王線に乗るのも初めてか1、2回ほどしかないかもしれません。去年から美術展などであちこち出歩くようになりましたが、知らない街に行くことも結構多くて楽しいですね。しかし調布……何かが引っ掛かるな、と思ったら、そう、斎藤潤一郎のエクストリーム・ビザール・コミック『死都調布』じゃないですか!? 死都調布 (torch comics) 作者:斎藤 潤一郎 リイド社 Amazon さてつげ義春。あえて説明するまでもなく、日本コミック界における最重要人物の一人であり、その影響力は計り知れないものがあるでしょう。このオレも大のファンで、刊行されている幾つもの作品集を何度も読み返して