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ブックマーク / maukiti.hatenablog.com (11)

  • いつか「昔、核兵器というものがあった」と言える日 - maukitiの日記

    微妙に出遅れ感な核兵器ネタ。 そういえば以前の日記で少し触れた、田母神さんは結局講演したみたいですね。 約千人を前に、田母神氏は、秋葉市長の平和宣言にふれながら、「核廃絶が即、平和につながるわけではない」と主張。「唯一の被爆国だからこそ、3度目の核攻撃を受けないために核武装するべきではないか」と呼びかけた。 http://sankei.jp.msn.com/life/education/090806/edc0908062214000-n1.htm 相変わらずでした。 前提はまともなのに何故か結論が斜め上な例。 さて置き題。 http://www.asahi.com/national/update/0724/OSK200907230136.html http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090806k0000e040003000c.html オバマジ

    いつか「昔、核兵器というものがあった」と言える日 - maukitiの日記
  • 何故味方のアイツが憎いのか - maukitiの日記

    ネトゲでよくある話。味方同士の憎み合い、足の引っ張り合い、晒し合い。 別にNPCなモンスター以外に戦う相手が居ない場合だけじゃない。 それは、例えば国家戦、種族戦、そうしたシステム設定上の敵対PCが居たとしても、それでも尚、味方同士の憎み合いは止まらない。 むしろそれはよりひどい。 敵対PCそっちのけでの、味方同士の煽りあい。晒しあい。憎み合い。 何故人は内ゲバに走ってしまうのか。 そもそも味方と敵ってなに? とりあえず上記は置いといて、味方と敵の話。 さて、根的な所からいけば、「味方と敵」というよりは「自分と他人」しか居ないわけで。 自分と他人の違いを認識してしまう時点で全てが始まってしまう。 その差異こそが、自分が自分である証明とか、自己同一性とかアイデンティティとか言ったりするわけだけど。 こうして自分と他人と比較する事、自分自身を確立する過程で、更に生まれてしまうものがある。 そ

    何故味方のアイツが憎いのか - maukitiの日記
  • なぜ彼らは朝鮮半島出身者をそれほど憎むのか? - maukitiの日記

    勝手に期待しては、勝手に裏切られたと感じる人びと。 差別が社会問題の域に達していない - maukitiの日記 昨日の日記では(ただでさえめんどくさい話題なのに)論点が分散しそうなのでカットしましたけども、思ったよりは斜め上方向に炎上せずに読んでくれた人が多かったようなので、調子に乗ってもう少しだけ差別のお話について。なぜ彼らのヘイトスピーチの問題が日では多くの市民にとってはあまり取り上げられず、同時にまた何故日では(実際には非常に恐ろしいものであるはずの)ヘイトスピーチが多くの一般の市民に大きな社会問題として認識されないのか、というお話について適当に書きました。 ――では、何故、確実に少数派であるとはいえ、『在特会』のように感情的な恨みを抱く人々が存在するのか? もちろん「なんてバカな奴らだ」とバッサリと切断操作してしまってはそれまでのお話ではありますが、でもそれだけじゃ寂しいので以

    なぜ彼らは朝鮮半島出身者をそれほど憎むのか? - maukitiの日記
    maturi
    maturi 2013/10/09
  • 経験に裏打ちされた「合理的な無関心」の時代へ   - maukitiの日記

    「(どうせ何も変わらないだろうから)選挙に行かない」から「(実際何も変わらなかったから)選挙に行かない」へ。それはまぁ確かに合理的な振る舞いと言えないこともないですよね。 参院選の「基的な構図」とは何か? | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク日版 オフィシャルサイト ということで冷泉先生の参院選の展開について。まぁ概ね納得できるお話ではあるかなぁと。 消極的支持というのはどのような形を取るのかというと、低投票率になると思います。結果的に都議選と同様にテクニカルな理由で組織政党が勝利し、無党派票は棄権かあるいは分散してしまうでしょう。無党派票は実はそうした投票行動もしくは棄権行動というのが、自民党を勝たせることは分かっていると思います。その意味からも「自民党への消極的支持」になるのだと思います。 参院選の「基的な構図」とは何か? | 冷泉彰彦 | コラム | ニューズウィーク

    経験に裏打ちされた「合理的な無関心」の時代へ   - maukitiの日記
  • いつまでたってもミュンヘンの悪夢が忘れられない - maukitiの日記

    そういえばちょうど74年前の今頃はみんな大好きミュンヘン会談の時期だなぁと。74年経ってもあのアナロジーを忘れられない人たち。 「防衛力を持っていれば犠牲が防げる」なんていうのも思い込みである - あままこのブログ ということで微妙に周回遅れで観測範囲にこういうお話がはいってきましたけども、うん、まぁ人生色々ということでそういう意見もあってもよろしいのではないでしょうか。個人的見解としてはいかがなものかと思う点もありますけども、しかしだからといってその意見を持つ人を相手に説得できるかというとまったく出来る気がしないのでお口チャックしておきます。 ただまぁここだけはちょっと異論があるかなぁと。 「防衛力を持っていれば犠牲が防げる」なんていうのも、思い込みじゃないかと。 「防衛力を持っていれば犠牲が防げる」なんていうのも思い込みである - あままこのブログ それがほんとうに思い込みかどうかにつ

    いつまでたってもミュンヘンの悪夢が忘れられない - maukitiの日記
  • 『絶対的正義』の前で同じ顔をする私たち - maukitiの日記

    人間っていつでもどこでもどんなときでもそんなものだ、と言ってしまっては身も蓋もありませんけど。 キリスト教少女の冒涜事件、証拠捏造などの容疑で地元の導師を逮捕 パキスタン 写真5枚 国際ニュース:AFPBB News パキスタンで「ダウン症の少女が、燃やされたイスラム教の聖典コーランを『所持』していたことで逮捕された」という先々週のニュース*1が、こうしてオチがついたそうで。 まぁなんというか元々のニュースだけでもかなり救えないお話だったのに、そこに更に「その少女に罪を着せる為に証拠が捏造されていた」というオチがついて、更にどうしようもないお話になってしまった感がすごいですよね。マイナスにマイナスを掛けてもプラスにはならなかったというか、バッドエンドの後のエピローグで更に救えない結末を見せられてしまった感じです。 しかしまぁ原理的なイスラム勢力の勃興に苦しみ続けるパキスタンらしいといえばら

    『絶対的正義』の前で同じ顔をする私たち - maukitiの日記
  • 『政治的正当性』をめぐる不毛なゼロサムゲーム - maukitiの日記

    経済的手法なお話はともかくとして、政治的には必ず誰かが負ける状況にまで結局行き着いてしまったなぁと。皆が幸せになれれば良かったのにね。 ギリシャ離脱の可能性検討し始めたユーロ圏、14日財務相会合 - Bloomberg 焦点:ギリシャのユーロ離脱現実味、金融機関が「ドラクマ復活」の備え| Reuters ということで連立の可能性が消え再選挙の見通しが高まってきた――再選挙したらほぼ確実に反緊縮派が大勝してしまう――ギリシャさんちです。そしてそんなギリシャの人びとを目の当たりにしてここに至りようやく、ついに愛想を尽かしたのか、あるいはやっと目が覚めたのか、「ギリシャのユーロ離脱」が現実的なものとして語られるようになってきたヨーロッパの中の人たちであるのでした。 端から見ている私たちからすると「今更そこかよ」という見方は勿論できるのですけども、それだけ彼らにとってのユーロという構想にとって大き

    『政治的正当性』をめぐる不毛なゼロサムゲーム - maukitiの日記
    maturi
    maturi 2012/05/23
    勝った方が人類の敵になる(全然違)”このままいくと負けた方は必ず致命的なダメージを負ってしまう。(略)勝った方が負けた方の政治的意思を殺してしまう、そんな二者択一のゼロサムゲームに陥っている”
  • ユーロ防衛の最初で最後の砦 - maukitiの日記

    他人事ながらギリシャさん色々なモノを背負わされて大変そうですよね。まるで物語の主人公のようです。ギリシャがヤバイと世界がヤバイ。セカイ系っぽい。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35252 しかし着々と追い詰められているというかなんというか。まぁその最後のチャンス一体何度目だよ、とも言えてしまうんですけど。 肝心な点――火を見るより明らかだが不協和音にかき消されてしまっている点――は、重要なのは政策オプションの組み合わせと実行の順番だということだ。赤字の削減は成長にかかっているが、成長はあらかじめ計画された財政規律の枠組みの中でのみ持続可能だ。 二者択一という観点で考えることは自滅を招く。議論がケインズ対ハイエクという方向に向かった時、ゲームは負けが決まる。 では、どうすれば正しい政策ミックスを得られるのか? ここで登場するのが信頼性だ。この点で賢

    ユーロ防衛の最初で最後の砦 - maukitiの日記
    maturi
    maturi 2012/05/23
    希臘ユーロ離脱のむこうにワルシャワ条約機構・ソビエト連邦崩壊前夜を重ねてみるエントリ
  • なぜドイツの中の人たちはインフレを親の敵の如く憎んでるの? - maukitiの日記

    答「親の敵だからです」 http://econdays.net/?p=6587 ということで、またもや諦めの悪いクルーグマン先生が必死に訴えかけていますけど、とうとう人もどこか諦め顔です。いや別に顔は見えていませんけど。「緊縮策さえやめればいいんだよ!」「ドイツがインフレを許容すればいいだけなんだよ!」「そう、ぼくらはわかってた、わかってたんだよ!」うん、まぁ、確かに多分その通りなんでしょうけど、でもそんな正論だけで政治を動かせたら真っ当な政治家の皆さんは誰も苦労はしませんよね。しかし先生を見ていると、頭の良い人も色々大変だなぁと余計なお世話なことを考えしまいます。 さて置き、以前の記事でクルーグマン先生が「ドイツは過去10年では上手くいったからと考えているかもしれないけどそれは幻想だよ〜目を覚ませ〜」的なことを仰っていましたけど、しかしドイツの皆さんにとっては、それよりももっと強烈なイ

    なぜドイツの中の人たちはインフレを親の敵の如く憎んでるの? - maukitiの日記
    maturi
    maturi 2012/05/23
     鬼の首と親の仇はものの喩え二大巨頭
  • 管制高地はどこへ消えた? - maukitiの日記

    管制高地 『市場対国家』(ダニエル・A・ヤーギン、ジョゼフ・スタニスロー共著)より。 軍事的要衝たる、その戦場を支配できるような高地。 転じて、経済における市場の役割と政府の役割のバランスをどう規定するか? その最も重要な部分=管制高地は誰が握るのか? なお話。 すくいぬ 資主義は確実に崩壊することが判明 いつもの2chまとめサイトかと思ったら、ずっと為になるというか考えるヒントになるお話でした。なるほどー資主義は崩壊するのかー。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30988 ともあれ、上記フィナンシャルタイムズさんの記事でも仰っているように、大恐慌後の1930年代と同様に、何らかの世界的規模での『痛み』が今後もしあるとするならば、その次にやってくるのはやっぱり「市場の役割の後退」ということなのかなぁと個人的には思っています。まぁそれってほとんど

    管制高地はどこへ消えた? - maukitiの日記
    maturi
    maturi 2012/04/14
    ”がんばれ人類。”
  • イスラエル「生存戦略しましょうか?」 - maukitiの日記

    イスラエルさんちの伝統的な(ロック過ぎる)国家生存戦略。一体何処へ向かうのでしょうね? イスラエル大統領、「イラン攻撃の可能性高まった」 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News IAEA報告書、イラン核開発に「深刻な懸念」 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News ということでIAEAの空気を読まないぶっちゃけトークに、にわかに盛り上がってるイラン・イスラエル関係を見てての心象風景。 イスラエル「せいぞーんせんりゃくー!! きっと何もしないお前たちに告げる」 アメリカ&EU「「えぇ? あれ!? あれー!?」」 イスラエル「イランの原発を爆破するのだ」 EU「なに言ってるんだよイスラエルー!」 イスラエル「別に黙認でもいいぞ。妾はお前たちと違って殺られる前に殺るのだ」 アメリカ「オシラクやシリアの続きのつもりなのか」 EU「えっ?」 アメリカ「コイツまだ中東戦争気分を引きずっている

    イスラエル「生存戦略しましょうか?」 - maukitiの日記
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