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ブックマーク / note.com/bosszaru21 (15)

  • 飯田泰之『財政・金融政策の転換点 日本経済の再生プラン』読んだ|はむっち@ケンブリッジ英検

    最近は積極的にマクロ経済学のお勉強をすることもなくなってしまったので、たまにはこういうも読まなくてはならないのである。 全体としてはタイトルのように、マクロの経済環境が変化していることを踏まえて政策も変わっていくよ、ということが述べられている。 昔からのリフレ派の中で、いまだにマネーを発行すればいいのだとSNS等で主張するひともいる。 原理原則を理解していないから環境の変化を認識できずに醜態をさらしている。これは似非MMTerも同様である。 つまり過少な需要によるデフレは終息し、供給サイドが制約になる時代に突入したのである。リフレ派が待ち望んでいた状況がやってきたのである。 供給に対する需要の超過が常態化することで、需要に引っ張られる形で供給サイドも強化されていく。これを高圧経済と著者らは呼んでいる。 そして著者も指摘するように、高圧経済は必ずしも心地の良いものではない。だから理解の浅い

    飯田泰之『財政・金融政策の転換点 日本経済の再生プラン』読んだ|はむっち@ケンブリッジ英検
  • 井上智洋『純粋機械化経済』読書ノート|はむっち@ケンブリッジ英検

    井上智洋氏は経済学者であるが、エンジニアの経験もありITについても積極的に言及することで有名である。書でもそこが遺憾なく発揮されており、AIやIOTが社会のどのような変化をもたらすかについて広い視野で概説している。 第1章は現在進行中の第3次産業革命とまもなくやってくる第4次産業革命についての解説である。そして第4次産業革命は一部の人間の頭脳が生産性を規定するような頭脳資主義をもたらし、やがてアメリカにかわり中国がヘゲモニーをとると予言する。ここまではわりとありきたりな内容である。 第2章はAIとかディープラーニングについてもう少し掘り下げて説明している。コンピュータのニューラルネットワークを説明するのにドゥルーズ=ガタリのリゾームという概念を導入する。そしてAIはどこまで人間の思考をトレースできるかについての記述が続き、最終的にはユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』を引用して、科

    井上智洋『純粋機械化経済』読書ノート|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2022/01/27
     それはそれとして ”人間の根源的な借り”は ”人間の根源的な価値”からの転記ミスであろうか (ここでも引用元をしっかり明示しない悪習が)
  • 左派加速主義の書、ニック・スルニチェック&アレックス・ウィリアムズ『未来を発明する』|はむっち@ケンブリッジ英検

    Inventing the Future: Postcapitalism and a World Without Work (English Edition)amzn.to ドゥルーズ=ガタリの脱領土化を極端に押し進めるのが新反動主義だが、その一潮流である加速主義の書。加速主義もいろいろあるが書は左派加速主義とよばれるものである。ながらく邦訳出る出る詐欺が続いている。 まず昨今のOccupy Wall Streetなどの左翼の運動をFolk politics(素朴政治)、個別的、即物的、具体的、局所的であると指摘し、一定の成果はあったもののネオリベラリズムに全く対抗できていないと批判する。さらにグローバル化、機械化により労働需給が緩み、労働者の搾取がすすんでいることについてなにも対処できていないと批判。 そのうえでNeoliberalismがヘゲモニーを握るに至ったのはモンペルラン協会な

    左派加速主義の書、ニック・スルニチェック&アレックス・ウィリアムズ『未来を発明する』|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/12/05
    1 オートメーションを徹底的に加速させ 2 ベーシックインカム(BI)の導入、 3 オートメーションとBIにより労働から解放される。 4 勤労は美徳であるという価値観を転倒させる。
  • MMTは実物の不足を解決しない|はむっち@ケンブリッジ英検

    そこそこ頭のいい(はずの)人間でも、政策()や経済政策()という体で語ると、そもそも原理的に不可能なことでもできるような気がするの、わりとバグだなというか、たとえば無人島に1人の若者と9人の介護が必要な老人がいたとして、若者に100億円あげたらみんなハッピーになれますかね、という。 — そう (@iwwaw) October 14, 2021 100億円じゃなくて、1億ドルでも1億ユーロでもいいが、どういう帰結になるかは明らかだ。労働者と労働者でない者のバランスが歪になった社会は持続しえない。 これは極端な想定ではあるけど、現状の日社会はこういう方向に向かっているのは明らかである。そのことについては過去に何度か述べているのでくどくどとは書かない。 こういうまずいことになっているのは日だけでなく、東アジアではありふれている。中国はそのヤバさに気がついて色々と手を打っているが手遅れかもしれ

    MMTは実物の不足を解決しない|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/11/24
    (介護業界を含)”多くの労働者が十分な所得を得たら、みんな幸せでそれは大変良いことであるが、それでおしまいではない。彼らがそのお金を使うということを見落としてはならない。”
  • 『別冊クライテリオン「中華未来主義」との対決』を読んで中華未来主義になろう|はむっち@ケンブリッジ英検

    私は加速主義とか、ロシア宇宙主義とか、そういう未来っぽい単語に弱い。だからこういうものをついつい買ってしまう。 ここ2年くらいの、雑誌『クライテリオン』に掲載された中国関連の記事や座談会に、最近おこなわれた『クライテリオン』主催のシンポジウムの記事を加えて出版したものである。 そもそも中華未来主義とはなんなのかというと、ビッグブラザー的に統制されつつも経済活動は自由放任で未来は明るい中国、というオリエンタリズムの変奏である。新反動主義ともわりと相性が良さそうだ(実際、新反動主義の源流とされるニック・ランドは上海に居を移している)。 というわけで、日に新反動主義や加速主義を紹介した木澤佐登志の論考から読んで見る。中華未来主義という言葉を最初に使ったのは、香港出身の哲学者ユク・ホイとのことだ。そして、新反動主義らのめざす出口、技術的特異点に最短距離で進んでいるようにみえるのが中国であって、彼

    『別冊クライテリオン「中華未来主義」との対決』を読んで中華未来主義になろう|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/10/09
    岡本隆司氏は面白い|「中国化する日本」は主張はともかく、引用元が充実しておりそういう使い方をすると大変有用であった
  • 反ワクチンや代替医療にまつわるあれこれ|はむっち@ケンブリッジ英検

    アメリカでワクチン陰謀論の信じやすさは年収に対してU字カーブを描き、年収$50,000~75,000の層が一番信じにくく、それより低くても高くても信じやすくなるが、$100,000以上の層が一番信じやすい、という調査結果が出たそうなhttps://t.co/1BJm9AJWsZ — ultraviolet (@raurublock) August 13, 2021 ハーバード大学などの研究者が20669人のアメリカの人々にワクチンにまつわる誤解について調査したものである。不妊の原因になる、DNAが変化する、探知機が仕込まれている、中絶した胎児の組織が入っているの4つの誤解である。年収10万ドル以上が、1つ以上について真であると解答した割合が最も高かった。 4つとも誤りと答えた割合に関しては年収2万5千ドル以下で最も低かった。 収入の多い層に関してはまあそうだろうなあと思った。我々の業界では

    反ワクチンや代替医療にまつわるあれこれ|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/08/15
    結局はワクチンを接種しても自粛は継続しなければいけないようである。 重症化するリスクが極めて低い人々にとってはほぼメリットはなくなってしまった。ワクチンしても出歩けないのに、リスクを負って打たなくては
  • 緊縮財政について考えていたら蒼き鋼のアルペジオになった|はむっち@ケンブリッジ英検

    この中で、内閣府は、今年度の基礎的財政収支について新型コロナウイルス対策のための歳出の増加や税収の減少などで、当初見込んでいた8兆4000億円の赤字から、40兆1000億円の赤字になるという見通しを報告しました。 これを踏まえ、菅総理大臣は「この内閣では、経済あっての財政という考え方で、成長志向の政策を進めるとともに、財政健全化の旗を降ろさず、これまでの改革努力を続けていく」と述べ、夏に決定する「骨太の方針」に向け、財政健全化の具体的な検討を進める考えを示しました。 この凄まじい不況下に緊縮財政の旗印を明確にしたのであるから呆れるのもわからなくはない。 緊縮財政は人を死に追いやってしまう。コロナどころの騒ぎではない。 安倍晋三が首相であったらもう少しうまいことやったのではないかという気がしないでもないが、結論はいっしょだろう。 労働所得を移転所得におきかえる政策、つまり補償と自粛というやり

    緊縮財政について考えていたら蒼き鋼のアルペジオになった|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/04/30
    ホモサピエンスの脳の止めること能わざる働き「AとBは共通点がある」
  • 慣習なんて簡単に途切れてしまうものだ|はむっち@ケンブリッジ英検

    飲み屋が閉まってるとこうなるよね。鴨川には人が等間隔で並んでいく「鴨川等間隔の法則」なるものがあるが、もはや無間隔である。ソーシャルディスタンスとはなんだったのか状態である。 もっともsocialの語源は交際とか仲間という意味であるから、distanceとは相性が悪いのである。 とはいえお店を開けるという選択をしたバーもあった。協力金をもらって休業するほうが経営的にも、レピュテーション的にも好ましいかもしれないのだから、難しい判断であったろうと思う。 もちろん休むという判断も簡単なことではない。協力金があれば即死することはないかもしれない。だがバーというものの機能を考えれば、これはとんでもないことである。 バーというのは仕事とか遊びの帰りにふと寄ってしまう場所だ。あるいは飲み会の前に少し時間をつぶす(0次会ともいう)場所だったりするかもしれない。こういう目的で利用するには、とりあえず開いて

    慣習なんて簡単に途切れてしまうものだ|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/04/28
    リモートワークバー(家呑み)リモートドリンクか
  • そりゃ民間病院はコロナは受け入れづらいよ|はむっち@ケンブリッジ英検

    甲子園での阪神の試合は今日を最後に無観客試合に突入となった。 結果は、サンズのホームランなどでなんとか勝利。ガンケルは今日はクオリティスタートとはいかなかったが好投した。岩貞はガンケルの勝ち星を消して勝利投手になった、人は嬉しくもなんともないだろうが。 そして無観客試合である。まあこうなるよね。 昨日から書店や図書館にも休業要請が出るとか出ないとかで、怒っている人がいる。私ももちろん怒っているし、呆れている。書籍はほとんどAmazonで買うけど、それでもリアル店舗で実際に手にとって見て、良さげだったらそのまま買ってすぐ読める楽しさは捨てがたい。 でもこういうことは予想できていただろう。飲店は休業要請が出されるし、いろいろなイベントは中止を余儀なくされ、野球やサッカーや競馬は無観客試合だし、毎日オンライン授業でうんざりしてる学生だっている。Amazon楽天で買ってどうぞとなるのは残

    そりゃ民間病院はコロナは受け入れづらいよ|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/04/26
    ニーメラー様警句の飲食→書店
  • 話題の西浦教授のGoTo論文読んでみたよ|はむっち@ケンブリッジ英検

    昨日はニー仏さんと飯田泰之先生の限定放送を聞いて楽しい時間をすごした。 どちらも参加者限定の放送だったので詳細は書かないが、奇しくも西浦教授について触れておられた。マガジンに課金すると録画を聞けるので興味のある方はぜひどうぞ(COIはありません)。 それで一部で話題になってた西浦論文を読んでみたのだが想像を絶する酷さだった。 この人があかん人であることはだいぶ前から指摘しているが、それでも認識が甘かったと言わざるを得ない。こんな人物が、多くの人々の生活を左右する政策決定に深く関与していたという事実が恐ろしい。 まず当該論文が話題になったのはマクロ経済クラスタの間であった。 西浦先生は、日で数理疫学者としては唯一無二といっていい存在であり、彼を表立って批判する医師はほぼいない。大学入学時点ではトップクラスの数学力を誇った医師たちも基礎医学や臨床医学の学習に追われ、あるいは学生生活を謳歌する

    話題の西浦教授のGoTo論文読んでみたよ|はむっち@ケンブリッジ英検
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    maturi 2021/01/29
  • 慈恵医大の偉大なる外科医大木先生の提言を読んでみよう|はむっち@ケンブリッジ英検

    大木隆生医師は慈恵医科大学外科統括なんとか部長とかいう大袈裟な肩書の持ち主であるが、その肩書に以上に経歴がすごい。アメリカで大動脈ステントのパイオニアとして名を挙げ、色々と表彰されてきた凄い人なのである。どう凄いのかは血管外科は門外漢なので具体的にはよくわからないが、とにかく凄いのだ。あと英語めちゃくちゃ上手いらしいです。 私は血管外科医で、全国から手術不能とさじを投げられた患者がきます。06年に米国の医科大外科教授のイスを捨てて帰国し、最先端の血管外科医療を慈恵に持ちこみました。最初の7、8年間は、週1回の外来では朝昼夜抜きで連続20時間やっていました。手術は毎日朝から晩まで執刀しても半年待ち。私自身過労で4回入院しました。これは医療崩壊でしょうか。 はい、崩壊です。コロナの前から日の医療は崩壊してる。 それはさておき、提言の趣旨の一つは、雑にまとめると、日人にとっては新型コロナウ

    慈恵医大の偉大なる外科医大木先生の提言を読んでみよう|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2021/01/27
  • ビル・ミッチェルがやって来た その2|はむっち@ケンブリッジ英検

    昨日11月4日、京都市国際交流会館にて薔薇マークキャンペーン主催でビル・ミッチェル教授のセミナーが行われ、またしても聴講してきた。 今日は松尾匡教授と朴勝俊教授よりいくつか質問が事前に提出され、ミッチェル教授がMMTのアウトラインを話しつつ、質問に答えていくというスタイルであった。ただし通訳を介してすべての質問に詳細に答えるのは不可能なので、仔細は順次ブログにアップしていくとのことでした。誰かがきっと翻訳してくれることでしょう。 まず一昨日と同じくMMT歴史をさらっと述べられたあと、金融政策の非効率性、就労保証プログラムとベーシックインカムの対比などについて話された。 自分としてはその次の財政制約についての話が面白かった。日やオーストラリアのような主権通貨を発行する政府は基的に貨幣的な制約はない。ただし完全雇用のときは実物的な制約はある。これは一昨日の記事で書いた、税は貨幣的な意味で

    ビル・ミッチェルがやって来た その2|はむっち@ケンブリッジ英検
  • ビル・ミッチェルがやって来た|はむっち@ケンブリッジ英検

    11月2日土曜日、MMT提唱者の1人であるビル・ミッチェルさんが京都大学にて講演されたので行ってきた。やブログで知ってる人が目の前で喋ってるというのは不思議な感覚だった。 オーストラリア訛りが凄くて聞き取るのに苦労したけど、通訳の方々の活躍により楽しく聴くことができた。 印象に残っているのは、税の役割は民間から実物支出の余地を奪うことだと強調されていたことだ。税は貨幣的な意味では財源ではないのだが、実物支出のリソースを確保するという意味では財源である。 これに関連して、柴山桂太氏のトランプが壁を作ることには反対かとのやや意地悪の質問に、壁を作ろうという発想は腹立たしいが、財源のことではけっして反対しない。その鉄やコンクリートはどのように確保するのかということは気にかけるが、と答えておられた。 問題なのは貨幣そのものではなく、real resource spaceなんだね。 あとはパラダイ

    ビル・ミッチェルがやって来た|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2019/11/03
    ”パラダイムシフトがおこるには葬式が必要” 超すばらしい新説が出て学界の重鎮が考えを改めるのではなく、超素晴らしい学説が身に着けた若い世代が偉くなり、古い常識に縛られた教授学部長が引退して起こる
  • 『中華帝国の構造と世界経済』メモ|はむっち@ケンブリッジ英検

    黒田明伸『中華帝国の構造と世界経済』読んだのですごく簡単に備忘録を記しておく。書は清初期における地方での銅銭不足、乾隆期の大量の銅銭供給により地域間決済通貨としての銀両と、現地通貨としての銅銭との2立て、つまり銀銭二貨制の成立から、世界経済に組み込まれて袁世凱銀元とそれを兌換通貨とする銀行券に置き換わるまでを詳細に描いたものである。イマヌエル・ウォーラーステインの『近代世界システム』を中国側から視たような内容である。 徴税は州県レベルで行われるが、それは銀に交換して中央政府に納税する仕組みであった。給与は銀および銅銭で支払われるが、銀も結局は銅銭に兌換して使われるため、銅はひたすら下流へと沈殿していく仕組みであった。 計数性能に優れる銅銭は現地で農民などに支払われるが、それはひたすら退蔵されるため現地では慢性的に銅銭が不足する。清朝は基的に現地経済には介入しないため、この傾向が続くが

    『中華帝国の構造と世界経済』メモ|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2019/10/10
     面白そうだけどこんなに高い本てあるんだな
  • Modern Monetary Theoryと私|はむっち@ケンブリッジ英検

    Modern Monetary Theory(MMT)がこのところ話題だ。2016年米大統領選挙で民主党のバーニー・サンダースがMMT論者をブレインに迎えたころから、この異端の理論は米国で議論の遡上に登るようになった。以来、連邦債務上限問題などと絡んで徐々に存在感をましてきた。というか無視できない存在であり多くの主流派経済学者が批判せざるをえない情況だ。 日のごく一部で話題になりだしたのは2013年ころと記憶している。僕がMMTを知ったのもそのころだったが、当時は日語の解説書がなく(今もないけど)、Wrickyさんという人のYahoo知恵袋とBlogをみなで四苦八苦しながら読んでいた。Wrickyさんの文章はなんせ難解だったもので。 MMTに転向する人が増えたのには理由がある。リーマン・ショック以降、各国の中銀がマネタリーベースを果敢に増やしたのにインフレも財政破綻もなにもおこらなかっ

    Modern Monetary Theoryと私|はむっち@ケンブリッジ英検
    maturi
    maturi 2019/04/06
    本当のリフレをわかっていない ”リーマン・ショック以降、各国の中銀がマネタリーベースを果敢に増やしたのにインフレも財政破綻なにもおこらなかった”
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