こんばんは、アシエディ石川です。 かつて『ファウスト』誌上で連載され、その後星海社FICTIONSとして刊行。 「太田が悪い」のあとがきとともに話題をさらった〈ライトノベル〉といえば…… そう、筒井康隆さんの『ビアンカ・オーバースタディ』です。 あとがきには、「太田が悪い」以外にこんなことも書いてありました。 この作品も続篇を書きたいところだが、あいにくわしはもう七十七歳でこれを喜寿というのだが、喜ばしくないことにはもう根気がなくなってきている。「ビアンカ・オーバーステップ」というタイトルのアイディアがあるから、誰か続篇を書いてはくれまいか。 一度は考えたことのある方も少なからずいらっしゃるかもしれません。 俺が書いちゃる、と。 まあ、えてしてそういう思いつきは果たされないものですが、本当に続篇を書いて、おまけに「星海社FICTIONS新人賞」に送りつけてきた猛者がいたわけです。 ペンネー