トラック運転手、流通関連の給料を上げないと。たとえ日本がどんな社会に落ち着いたとしても、最後は物(原料・商品)を場所から場所へ直接動かす人は無くせないんだから。そこが慢性的に人手不足になったら、何もかも立ちゆかなくなるよ。
デマを垂れ流す連中は、陰謀論にも簡単に飛び付く。本質に変わりはないから当然なのだが。迷惑な愉快犯・確信犯と、何かの妄想に憑かれた人が大半なのだろう。身近でそれに憑かれた人物がいたのだが、愚にもつかない臆測と貧弱な状況証拠だけで論を構成するその狂気は、常人には救済不可能と思えた。
震災から三年半近く経過して、(石巻市の場合の)経済が元の姿にひとまず向かおうとすると、水産業が雇っていた正規雇用ではない労働力の行き場の確保が問題。内職に近い仕事を見つけるのも一つの対策だろうし、石巻ではキャッシュ・フォア・ワークスがそのような形で求められる時期かもしれない。
被災した企業が再建する頃には、かなりの住民が他地域に流出してしまい、人件費や各種資材が高騰、という状況になっていることも、一連の津波被災地の雇用問題の背景にあるのだと思う。戦前までの日本と違い、復旧に3年以上もかかる現代社会の複雑さが相当の足枷になっているようにも思えてしまう。
「自然に還れ」と簡単に言われることがあるが、津波を被ったりして放置された土地の「自然な」状態をみると、その凄まじさに圧倒される。逆に、のどかと思える農村、山村が、いかに手間と暇をかけた人工物であるかがよく分かる。「田舎」も人工物なんだよなあ。
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