マイクロソフトは「Microsoft AI Tour-Tokyo」を開催した。本稿では、マイクロソフト エグゼクティブバイスプレジデント兼チーフマーケティングオフィサーの沼本健氏の基調講演と、その後に行われたメディアラウンドテーブルの内容を紹介する。
米ディスカウントストア大手のターゲットは、Eコマース事業「Target.com」を強化するためITプラットフォームを刷新する。現在、同社のEコマース事業はネット通販最大手アマゾンのITプラットフォームと物流サービスを利用して運営されているが、2011年のクリスマス商戦前にTarget.comのサイトとITプラットフォームを再構築する。 ITプラットフォーム刷新を進める上でパートナーとなるベンダーについても同社は明らかにした。システムインテグレーターのサピエント(Sapient)が開発を主導し、EコマースのプラットフォームはIBMが、データベースはオラクルが、検索・ナビゲーションシステムはエンデカ(Endeca)が、コンテンツとデジタル資産管理はオートノミー(Autonomy)が、在庫・受注管理システムはスターリング・コマース(Sterling Commerce)が、ウェブサイトのデザイン
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 前回、紹介したように『ザ・ゴール』(ダイヤモンド社)の著者、エリヤフ・ゴールドラット博士が小売業向けにロジスティクスを解説した新刊『ザ・クリスタルボール』(ダイヤモンド社)を発表した。 クリスタルボールとは文字通り、未来を映す魔法の水晶玉のことで、そんなものはこの世に存在しないということが、物語の出発点になっている。 ゴールドラット博士によると、米国のスーパーマーケットの欠品率は20年前まで9%だったという。その後、米国では需要予測システムの開発が進み、流通業各社は多額の投資を断行した。 ところが肝心の欠品率は、現在も9%のまま全く改善されていない。投資は全くムダだったということになる。 売れた分だけ調達しろ 日本でも2000年代以降、「SC
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本では中間流通の効率化が日用雑貨品業界で特異的に進化した。卸がそれを主導したとして、前回のコラムでパルタックとあらたという2大卸の存在に触れた。 実際、両社に統合された地方卸の経営者たちは捨て身の覚悟で経営判断を下し、サプライチェーンの革新に果敢に挑んだ。 しかし、それは単に経営者たちに先見の明があり、決断力に優れていたというだけでなく、そうしなければ生き残れないほど追いつめられていたからでもある。 有り体に言えば、花王への脅威と敵愾心が、地方卸の経営者たちの背中を押し、経営統合、業界再編へと駆り立てたと筆者は理解している。 垂直統合を進めた花王 花王は1966年に「販社制度」を導入して、事実上のメーカー直販に踏み切っている。卸の存在価値を
世界的な環境意識の高まりを受けて、SCMに「環境負荷低減」という指標を取り入れた「グリーンSCM」が、いま着実に浸透しつつある。では従来のSCMに対して、具体的には何が違うのだろうか? 経済効率一辺倒だったSCMに、「環境」という指標を 近年、世界的な環境意識の高まりを受けて、企業における環境負荷低減の取り組みが非常に重視されるようになりました。特に現在、クローズアップされているのが地球温暖化問題です。1997年に批准された京都議定書により、先進国全体の温室効果ガスの排出量を「2008年から2012年の間に、1990年比で5%削減」することが定められ、日本には「1990年比で6%削減」する目標が割り当てられました。 これを受けて、日本政府は目標達成計画の実行に乗り出し、先進的な企業は、環境負荷低減のためのコストを最初から計上する「環境会計」を導入するなど、環境活動を加速させてきました。 一
製造業にとって依然として厳しい状況が続いている。こうした中、利益創出の軸となるサプライチェーンのあり方を見直す動きが高まっているが、より効率的な体制に改善するためには、あらゆる企業に共通する“配慮すべきポイント”が存在する――10月19日、東京・市ケ谷で開催された熊本市主催「熊本市企業誘致説明会」で、サプライチェーン・マネジメント(SCM)に多数のコンサルティング実績を持つ、サステナビリティコンサルティング代表 石川和幸氏が、「利益率だけでは見えてこない日本の製造業がもうからない理由」と題して講演を行った。石川氏は「自社ビジネスの“仕組み”からもう一度見直すべき」として、利益率改善のために目を向けるべき、サプライチェーンのチェックポイントを紹介した。 “もうかる業務の仕組み”から考える まず石川氏は、さまざまなデータを引用しながら、米国と日本におけるトップクラスの製造業同士の利益率の違いを
社内におけるコンピューティングスタイルの歴史を振り返ると、大きく3つの時代に分けられる。1970年代〜80年代後半まで主流だったメインフレームによる集中処理、80年代中盤〜2000年頃までのミニコンからWindowsサーバーに至る分散処理、そして2000年〜今日に至るオープンシステムの集中処理だ。エミュレーションからクライアント/サーバー(C/S)、Webへと変化を遂げてきた(図1)。 図1 ネットワークコンピューティングの歴史(図をクリックで拡大) こうしたスタイルの変化はネットワークの高速化がもたらしたと言っても過言ではない。この30年間でデータ通信速度は9600bpsから100Mbpsに、約1万倍に速まった。今も変化は留まるところを知らず、第4のコンピューティングスタイル、すなわち「クラウドコンピューティング」の時代がすぐそこまできている。 クラウドについて考える前に、情報処理の目的
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く