(プログラム・デザイナーと職人プログラマーの続き) かつて、 「すごいプログラマー」は みんな職人プログラマーだった。 今は、 「すごいプログラマー」の 多くはプログラム・デザイナーだ。 拡張の快適さ といったものだから、 主観的にしか評価することはできない。 プログラム・デザイナーの 仕事の本質は、 つくること以上に デザインすることだから、 今のソフト業界がファッション業界に似ている というのは当然のことなのかも知れない。 Binary 2.0 という考え方が出てくるのも、 こうしたことが背景にあるのだろう。 プログラム・デザイナーと 職人プログラマーとは、 いがみ合いやすい。 あいつは機械のことがわかっていない。 あいつは動けばいいと思っている。 あいつの書いたコードは誰もメンテナンスできない。 あいつはあんなことも知らない。 この種の対立は不毛である。 プログラム・デザイナーよりさ