米Facebookが同社の大規模な開発者会議「F8」で新戦略を発表した。具体的には、Facebookと連携する何万というサイトにFacebook内のデータをより広範囲に解放する一方で、そうしたサイトのコメント欄などのコミュニティー機能をすべてFacebookが担っていくというもの。連携サイトを、Facebookを太陽とした場合の、惑星のような存在にするものだ。 Facebook内の人間関係をベースにしたアクセス増が期待されるので、この枠組みを受け入れるサイトは相当数に上ると思う。Facebookの開発者が言うように、ウェブが「つながり」をベースにしたものになり、このことはサイト運営者にとっても価値を生み出し始めているからだ。 確かにウェブは「巨大な図書館」から「巨大な公民館」へと変わりつつあり、時代の主役は「図書館の司書」であったGoogleから「公民館の世話役」であるFacebookへと
◇治療・教育から、常時見守りつき自立へ 冬の日を浴びる広大な敷地に木々が立ち並ぶ。畑の作物を荒らす野ウサギがわなにかかって捕らえられていた。 ロンドンから北へ空路1時間、ニューカッスルのノースゲート病院には約200人の患者が暮らしている。ほとんどに知的障害があり、自閉症の人も30人。重大事件を起こした発達障害者に対する矯正プログラムが日本の刑務所や少年院にはほとんどないが、イギリスにはさまざまなレベルの治療・矯正施設がある。 病院の敷地内を案内しながら精神科医のオブライエン教授が語った。「まずその人にどのような支援が必要なのか、医療やコミュニケーション、身体感覚の面からのアセスメントを12週間かけて行い、個別支援計画を作ります。日常生活を営む基本的な能力が欠けている人が多く、園芸活動、室内作業、運動、認知行動療法などを行っています」 入院患者のほとんどは2~3年以内に退院するという。病棟の
殺人などの重大事件を起こした容疑者が発達障害や人格障害と診断されることがある。いじめ、孤立などが背景にあるが、障害ゆえの言動が「悪質」「猟奇的」と糾弾される。一方、特性に配慮されず刑事手続きが取られ、刑務所では矯正教育が乏しいため、再び罪を犯す人も少なくない。現在の司法は加害者の矯正や社会の安全に役立っているのか。イギリスを訪ね、考えた。【野沢和弘】 ◇「病院」で個別治療 段階的に地域へ復帰 冬枯れの雑木林が広がるロンドン郊外にブロードモア高度保安病院はある。収容患者は250人。殺人や強姦(ごうかん)容疑などで逮捕されたり、既に服役していた人が7割。統合失調症、人格障害、発達障害などと診断された人々である。 まず受付で指紋と顔写真をとられ、ボディーチェックを受けた。厳重に施錠されたドアを四つ通り抜けて敷地内に入ると、19世紀に建てられた赤いレンガ造りの病棟が並ぶ荘厳な風景が現れた。 不安定
iPadが発売されて3週間ほどが経過した。発売当初の熱気が落ち着きつつあり、改めてiPadについて振り返ってみるにはいい時期ではないだろうか。 【写真:実際に筆者の両親に「iPad」を試してもらった】 米国での3G版発売が5月7日と正式発表される一方で、日本を含む世界での販売は5月末に遅延と残念なニュースも出ているが、2週間ほどiPadを使い続けてきた感想と、これまでに出てきたiPad関連のニュースをまとめて、iPadリポート総集編という形でお届けしていく。 ●高齢層にとってのiPadの不満点 以前に、Appleイベント現地リポートまとめの後編として「ぼくらは“未完成”の「iPad」に期待しすぎていたのだろうか」という記事を書いたが、ここで「iPadは高齢層や教育現場、PCとは縁のやや薄い一般層あたりに需要があるのではないか?」という言葉でまとめのコメントを締めてみた。 iPad
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2010年4月18日放送 再放送:4月25日 20世紀との対話(ダイアローグ) ~森村泰昌の創作現場~ 出演 森村泰昌さん(美術家) 有名な絵画や写真の人物に扮(ふん)して自分自身を撮影する「セルフ・ポートレイト」と呼ばれる手法で世界的な評価を受けている美術家・森村泰昌さん。今、森村さんの新作を集めた展覧会が開催されている。 テーマは「20世紀との対話」。アインシュタインや毛沢東、レーニンといった著名人や、太平洋戦争末期に日米が激突した硫黄島の戦いなど、20世紀を代表するシーンや人物をモチーフにした作品である。中でも森村さんが強く意識しているのは「1945年」。混沌(こんとん)とした現代社会を生み出した出発点は、1945年にあるのではないか。そう考えた森村さんは、1945年と前後の数年間を象徴する歴史的瞬間や人物になりきって時代を追体験することで、20世紀の功罪を確かめつつ、歴史と自分自身
2010年03月21日02:54 カテゴリ私 自信と謙虚さのバランス みんなピリピリしていたマクロ経済の試験も終了し、春休みも終わってしまった。マクロの中間試験は最終的な成績の10%にしかならないのだが、タイプAの生徒が集まっている中、相対評価「かつ」必ず落第がいるというシステムのせいで、10%でもみんな気になって仕方ない様子。 そんな中、休み前の最終週に行われたケースの中で最も印象に残っているのがドイツを代表する企業Siemensにおける賄賂についてのケースである。授業の内容についてはあまり触れるつもりはない(そもそもケースの内容はBlogなどで書くことは禁止されている、、、)のだが、教室での議論とは全く違った方向に一人で思索に耽っていた。このケースで、自分が大学時代から守ろうとしてきた「自信と謙虚さのバランス」の重要性について再確認したからである。 大学時代、週6回体育会(運動会少林寺
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