オペラハウスの劇場改名も=サザーランドさんたたえ−シドニー オペラハウスの劇場改名も=サザーランドさんたたえ−シドニー 【シドニー時事】「世紀の歌声」で世界を魅了し、今月10日にスイスの自宅で83歳で死去したオーストラリアのソプラノ歌手、故ジョーン・サザーランドさん。生まれ故郷のシドニーでは街のシンボルでもあるオペラハウス内の劇場に、サザーランドさんにちなんだ名を付けようという動きが浮上している。 サザーランドさんは1947年にシドニーで歌手デビュー。51年に初めてオペラハウスで歌った後、オペラの勉強のため渡英。その後は欧州を拠点に活躍を続けたが、シドニーにも家を持ち、90年にはオペラハウスでも引退前の公演を行った。 シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州の野党党首は、サザーランドさんへの「永遠の賛辞」として、「オペラ劇場」の名称変更を提案。ケニーリー同州首相も賛成した。今後関係