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ブックマーク / president.jp (138)

  • 上皇さまが苦悩された「土葬と殯」の負担 おことばを受けて、土葬から火葬に (2ページ目)

    天皇の葬送法である殯(もがり)とはどんなものか 沖縄の風葬は、骨壷にも反映される。沖縄で焼き物店を訪ねると、とても大きな骨壷が置かれていることに気付く。火葬した骨の場合、骨はボロボロになるので骨壷は小さくて済む。たとえば関西における骨壷は5寸(高さ約16cm)だ。しかし、風葬では骨格の原形が保たれる。全身骨格をそのまま収納することになるので、大腿骨が縦に入る大きさの骨壷が必要になってくるためだ。 なぜこのような風習が近年まで存在したのか。 そこにあるのは、死に対するケガレ(不浄)思想である。洗骨する前の死体(死)はケガレであり、忌避されるべき対象なのだ。 ケガレの概念は『古事記』にも登場する。その伝承によれば、死体はケガレであり、そのままでは荒ぶる魂になってしまう。そのため禊(みそぎ)によってケガレを落とし、清浄なカミにしなければいけない。 アマテラスオオミカミを“祖先”とする天皇(あるい

    上皇さまが苦悩された「土葬と殯」の負担 おことばを受けて、土葬から火葬に (2ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2021/04/30
    平成上皇さまは、もがりの後に土葬ではなく、すみやかに火葬されることに変更。“昭和天皇の崩御の際にはおよそ50日間、殯は続けられた。”
  • 「出世しても死んだら意味がない」肺がんの50代銀行員が病床で気づいた本当の幸せ 順風満帆な人は決して気づかない (3ページ目)

    特に、体の自由がきかなくなったり、人生の終わりが近づいたりしたとき、一人称の幸せは、何の意味も持たなくなります。お金も地位も名誉も、体が自由に動かせない苦しみをやわらげてはくれず、あの世に持っていくこともできないからです。 でも、一人称の幸せを卒業すれば、より大きく安定した幸せを感じることができるようになります。人の幸せや人の喜びを、自分の幸せと感じることができれば、幸せな人、喜んでいる人の数だけ、どんどん自分の幸せの数が増えていくからです。 一人称の幸せのように、「自分の元から去ってしまうのではないか」という恐怖に襲われることも、人と奪い合うことも、人と比べて一喜一憂することもありません。 たとえ自分が苦しい状況にあっても、人を幸せにすることができれば、あるいは人の喜びを幸せと感じることができれば、それが心の支えになるでしょう。 誰かの喜びにつなげる仕事をするのがいい 「今の働き方でいい

    「出世しても死んだら意味がない」肺がんの50代銀行員が病床で気づいた本当の幸せ 順風満帆な人は決して気づかない (3ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2021/04/25
    “現時点で、仕事を通して一人称の幸せしか得ていないことがわかった場合は、働き方や仕事の内容をどのように変えていけば、誰かの喜びにつなげることができるか、考えてみましょう。”
  • 「出世しても死んだら意味がない」肺がんの50代銀行員が病床で気づいた本当の幸せ 順風満帆な人は決して気づかない (2ページ目)

    ところが、50歳をすぎたある日、検診で肺がんが見つかりました。治療を開始したものの、病気の勢いは強く、彼は悩んだ末、ホスピス病棟で生活をすることを決意。命の終わりが迫る中、彼は初めてこれまでの人生をゆっくりと振り返り、「どんなに地位や名誉、お金を手に入れても、死んでしまったらまったく意味がない」と気づいたのです。 元気だったころ、その患者さんは、家族のことも顧みず仕事に打ち込み、「仕事ができない人間は、会社にとっていらない存在だ」と考えていたそうです。 けれども、「人生において当に大切なのは、家族からの愛情や同僚との友情、仕事相手との信頼など、目に見えないものなのだ」「自分は今まで、家族や友人に支えられていたのだ」と気づいてからは、周囲の人への感謝の言葉を頻繁に口にするようになりました。 事の量は減り、体力も衰えていったが… また、お子さんには「どんなに収入が良くても、他人を不幸にする

    「出世しても死んだら意味がない」肺がんの50代銀行員が病床で気づいた本当の幸せ 順風満帆な人は決して気づかない (2ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2021/04/25
    “「私は嬉しいんです。大切なことに気づくことができ、それを家族や同僚に伝えることができるからです。今はこんな身体ですが、私はとても幸せです」という彼の言葉を、私は今でもよく覚えています。”
  • 「出世しても死んだら意味がない」肺がんの50代銀行員が病床で気づいた本当の幸せ 順風満帆な人は決して気づかない

    医者になって確信した「当の幸せ」 私は子どものころ、「医者にだけはなりたくない」と思っていました。人に注射針を刺すことに抵抗があったし、看護師の資格を持ち、私を医者にさせたがっていた母への反抗心もあったかもしれません。 そんな私の気持ちが変わるきっかけの一つとなったのは、高校生になり、「幸せとは何か」について真剣に考え始めたことでした。 さまざまなを読み、自分なりに「どうしたら、人は幸せに生きられるのか」と思いを巡らせ、「お金を手に入れたり、有名になったりすることによって、自分一人が幸せになるという『一人称の幸せ』には限界があるのではないか」「自分がいることによって誰かが喜んでくれたときに、当に幸せになれるのではないか」との結論に至ったのです。 そのうえで、どのような仕事なら、当の意味で幸せに生きられるのかをさらに考え、導き出した答えは、「人の命に関わることができれば、最も大きな喜

    「出世しても死んだら意味がない」肺がんの50代銀行員が病床で気づいた本当の幸せ 順風満帆な人は決して気づかない
    mayumiura
    mayumiura 2021/04/25
    ほんこれ。“自分一人が幸せになるという『一人称の幸せ』には限界があるのではないか」「自分がいることによって誰かが喜んでくれたときに、本当に幸せになれるのではないか」との結論に至ったのです。”
  • 出口治明「日本のLGBTQ、障がい者対応が世界から3周も遅れてしまった理由」 「コストがかかりすぎる」への反論

    結婚やパートナーシップが認められないのは、先進国で日くらい まずファクトチェックをしてみましょう。 日は世界の先進国ということになっていますが、先進国中の先進国の集まりであるG7でLGBTQの扱いがどうなっているかというと、5つの国で合法的に結婚ができ、1つの国で正式な結婚でなくてもフランスのPACS(連帯市民協約)のようなパートナーシップ(シビルユニオン)が認められています。 それに対して日では法的な結婚は認められておらず、パートナーシップも60ほどの自治体でかろうじて結べるだけの状況です(2020年10月末現在)。このような国はG7では日のみです。 僕が創業したライフネット生命は、生保業界で初めてLGBTQパートナーの保険金受け取りを認めましたが、これは原点に立ち返って考えてみれば当然のことです。生命保険ができたのは約250年前、2人で生活していて片方が死んだら残された方は生活

    出口治明「日本のLGBTQ、障がい者対応が世界から3周も遅れてしまった理由」 「コストがかかりすぎる」への反論
    mayumiura
    mayumiura 2021/03/28
    こういう「考え方の基本」をまず共有する必要があるなー。“社会問題について考えるときは、数の論理で判断できるのか、それとも数の論理とは関係のない人権に関わる問題なのかを、分けて考える必要があります。”
  • 「食事よりも通信費を優先させる」日本の"隠れ貧困層"問題が深刻な理由 豊かな国の気づかれにくい大問題

    アジアやアフリカの国々で大変な糧危機に直面している人たちをサポートしたいと考える反面、私たちの暮らす国、日でも深刻な糧問題があるのはご存じでしたか? 先進国だからこそ気づきにくい問題について、私たちが今知っておくべきこと、そしてできることとは——。 実は、料は十分に足りているという事実 持続可能な開発目標、SDGsが掲げる17の目標の2つめ「飢餓をゼロに」にもあるように、世界の糧危機問題はいまだ深刻だ。しかしながら実際には世界の穀物生産量だけを見てもそれは足りており、“きちんと行き渡ることさえできれば”世界中の人がべられる十分な量が毎年つくられているのだ。 そうであるにもかかわらず、誰もが知っているとおり世界にはその日べるものに困っている人が約7億人存在するといわれている。過去50年間で最悪の糧危機に陥っていることも国連は警告した。一方で国際社会は、SDGsの中で2030年

    「食事よりも通信費を優先させる」日本の"隠れ貧困層"問題が深刻な理由 豊かな国の気づかれにくい大問題
    mayumiura
    mayumiura 2021/02/23
    本人の見栄と同調圧力の両面か。“生活水準が高い国だからこそ、そこに見合っていない格好をしていると社会的に認められない側面があるため”
  • 母が「余命10日」の宣告を受けたとき、50代娘が一番後悔した決断 これだけは聞いておけばよかった

    多くの人が直面する親の介護と看取り。両親の介護体験を踏まえ『親の介護をはじめる人へ伝えておきたい10のこと』(ダイヤモンド社)を上梓した作家の鳥居りんこさんは「医師から余命10日の宣告をされた認知症の母親がベッドの上で衰弱し苦しむ中、最終的に『延命治療しない』と決めた自分は正しかったのか、激しい葛藤に苦しみました」という――。 「母が母でなくなり、私も私を保てなくなる」介護は“懲役刑”か 10年前、肺がんだった父(享年79歳)を自宅で看取り、正直「やれやれ」と思ったのも束の間、母(当時75歳)がある難病にり患していることがわかった。日ごとに体が不自由になっていく母の「なし崩し的介護生活」は、文字通り、問答無用で始まった。 親の介護をするつもりは1ミリもなかった。 両親は長男教であり、私は姉兄がいる末っ子で、しかも親から「嫁して実家の敷居をまたがず」という教育を受けてきたからだ。 その顛末は

    母が「余命10日」の宣告を受けたとき、50代娘が一番後悔した決断 これだけは聞いておけばよかった
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/27
  • 何千人もの死と向き合った納棺師が教える、人生を豊かにする「たった一つの問い」 最も多く耳にする家族の後悔とは

    大切なあのひとも、半年後にいなくなるかもしれない 「数千人をおくってきた納棺師が、自分の死を6カ月後に想定する深い理由」で、ぼくは「あと半年後におくられる」と想定してそれまでに何をするか決めているとお話しました。 同じように、大切なひとについても「半年後におくることになるかもしれない」といつも考えています。父も母もも娘も、友人も会社のスタッフも。みんな半年以内にいなくなってしまうかもしれない、と。 ですから、その瞬間を迎えたときに「○○すればよかった」と後悔しそうなこと(親ともっと話せばよかった、おいしいものをべさせたかった、など)はなるべく意識して実行したいと思っていますし、「○○しなければよかった」と思いそうなこと(スタッフを強い口調で責める、夫婦間で「いってきます」を言うときにケンカしたまま、など)は、避けるようにしています。 要は「おくる」ときのことを考えて、接しているわけです

    何千人もの死と向き合った納棺師が教える、人生を豊かにする「たった一つの問い」 最も多く耳にする家族の後悔とは
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/17
    “「死への距離感」を決めると、自分に対してもひとに対しても、「後悔しないためにどうするか」という発想になります。//「自分はなにによって憶えられたいか」”
  • 数千人をおくってきた納棺師が、自分の死を6カ月後に想定する深い理由 毎日を濃く豊かにする逆算の生き方

    忘れることのできない、ある夫婦の納棺 いまも忘れることができない、まだ駆け出しのころに担当させていただいた、あるご夫婦の納棺があります。交通事故で同時に亡くなられたそのご夫婦には、高校生の男の子がいました。ひとりっこの、3人家族でした。 言うまでもありませんが、お父さんとお母さん、どちらかを亡くすだけでもとてもつらいことです。それなのに、その少年は両親を同時に、しかも突然失ってしまった。彼の痛みや混乱がどれほどか、「駆け出し」ということを差し引いても想像できるものではありませんでした。 きっと朝、いつものように「いってきます」と言って玄関を出たのでしょう。思春期まっただ中ですから、ちょっとそっけなかったかもしれない。それを、後悔しているかもしれない。家に帰ったら夕が用意されていて、それをべながらなにげない会話を交わす、そんな「日常」が待っているはずだったのです。 ご夫婦だって、たったひ

    数千人をおくってきた納棺師が、自分の死を6カ月後に想定する深い理由 毎日を濃く豊かにする逆算の生き方
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/17
    たしかに。「余命半年」は前後する余地も含めて現実的かもな。“「毎日が人生最後の日」では、すこししんどい”
  • 「内容があれば多少の悪文は許される」79歳で年9冊書いた私の文章術 注意をひくことに気を配りすぎない (3ページ目)

    “必要条件”と“十分条件”を取り違えてはならない このウエブ連載の第2回で、「始めれば完成する」と述べました。「始めなければ完成しない」というのは自明のことです。しかし、ここで主張したのは、その逆命題なのです。逆命題は必ずしも真ではないので、これは自明のことをいったわけではありません。 あるいは、必要条件をいっているのに、十分条件をいったと読者に誤解されることもあります。例えば、「日の賃金を上げるには生産性の向上が必要だ」と主張したとします。それに対して、「では生産性が向上すれば、必ず賃金が上がるのか?」といった批判をされることがあるのです。 しかし、これは先の命題の逆命題なのであって、それを主張したわけではありません。指摘したのは、賃金を上げるための必要条件であって、十分条件ではありません。 1500字程度のブロック単位で論述を構成 文章にはアイディアのひとまとまりの単位であるブロック

    「内容があれば多少の悪文は許される」79歳で年9冊書いた私の文章術 注意をひくことに気を配りすぎない (3ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/16
    “文章にはアイディアのひとまとまりの単位であるブロックがあり、文字数は1500字程度です。”
  • 「最も恐れるのは質問がなくなること」79歳で1年に9冊の本を書いた私の発想法 「なぜ?」がない人は成長しない

    「超整理」シリーズなどで知られる野口悠紀雄氏は、2019年には書籍を9点刊行した。なぜそんなことが可能なのか。野口氏は「テーマを見つけるには、日頃から質問をたくさん持つことが重要だ。だから私は質問がなくなってしまうことを最も恐れている」という――。(第3回) テーマを見いだすための「質問ジェネレーター」 何について書くのか、テーマを自動的に見いだすテーマ発見器はありませんが、その近似物「質問ジェネレーター」を作ることはできます。この方法の要点は、異質な考えに接する機会を作り出すことです。自分1人の考えに閉じこもっていては、質問はなかなか出てきません。質問は、異質な考えに接することによって出てくるのです。 具体的な方法として、異質な考えに接するために最も効率的なのは、を読むことです。そして、そこに述べられている考えに対して質問をすることです。もっといえば、そこで述べられている考えに反論する

    「最も恐れるのは質問がなくなること」79歳で1年に9冊の本を書いた私の発想法 「なぜ?」がない人は成長しない
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/16
    “多くの人は、本から教えを受けようとしています。//そうした受け身の読書ではなく、もっと積極的なものです。最初から喧嘩腰で本に臨むのです。本に対して批判的な態度で接し、異議を唱えようとするのです。”
  • 「とにかく書き始めればいい」79歳で1年に9冊も本を書いた私のやり方 音声入力がスタートの障壁を下げる (2ページ目)

    アイディアの多くは仕事が進んだところで出る 実は、この点について、私の考えは変わりました。テーマを見いだすための最も確実な方法は、「仕事を続けること」です。仕事を続けていると、その中から新しい疑問が生じ、新しいテーマが見つかるのです。 これを「クリエイティング・バイ・ドゥーイング」ということにしましょう。「ラーニング・バイ・ドゥーイング」ということがいわれますが、知的生産においては、「クリエイティング・バイ・ドゥーイング」が重要なことです。これは、「仕事をしながら創り出す」ということです。アイディアの多くは、仕事がある程度進んだところで出てくるのです。 とにかく始める、すると成長する テーマも同じです。「テーマ探しをやって適切なテーマを探し当て、それから仕事を始めて進めて完成させる」ということは、滅多にありません。そうではなく、「何かのテーマで仕事を始めていろいろ調べたところ、別のもっと適

    「とにかく書き始めればいい」79歳で1年に9冊も本を書いた私のやり方 音声入力がスタートの障壁を下げる (2ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/16
    “知的生産においては、「クリエイティング・バイ・ドゥーイング」が重要なことです。これは、「仕事をしながら創り出す」ということです。アイディアの多くは、仕事がある程度進んだところで出てくるのです。”
  • 79歳の私がこの1年に9冊も本を書くことができた驚きの方法 テーマが見つかれば書くのは簡単 (4ページ目)

    「いいね」に振り回されずにチャレンジする 現代の世界では、インターネットの反応を全く無視するわけにはいかないので、ツイッターなどの「いいね」の数を無視するわけにはいきません。霞をって生きている仙人であればともかく、世の中の動向を全く無視して超然としているわけにはいかないのです。しかし、私は、それに振り回されることがないように努力しています。 需要が大きいものに対応することは必要です。しかし、それだけでなく、自分がどのような供給ができるかを考えることも重要です。この両者の調和が必要なのです。なお、多くの人が関心を持っていることについて、一般にいわれていることが間違いであるとか、観点を変えれば全く別の結論が出てくるといった場合があります。多くの人の考えをただ受け入れるのではなく、それにチャレンジすることが必要です。 事実に関する2次情報を、あなたが書く必要はありません。リンクすればよいだけの

    79歳の私がこの1年に9冊も本を書くことができた驚きの方法 テーマが見つかれば書くのは簡単 (4ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/16
    “事実に関する2次情報を、あなたが書く必要はありません。//しかし、その事実の意味、背景、解釈、あるいは将来における予想などを述べるのであれば、価値があります。そうしたことにこそ、力を注ぐべきです。”
  • 79歳の私がこの1年に9冊も本を書くことができた驚きの方法 テーマが見つかれば書くのは簡単 (3ページ目)

    「よい質問」に探求すべきテーマがある 組織の一員として仕事をしている場合、「何をすべきか」についてのおおよその方向付けは、上司の判断などによって決められている場合が多いでしょう。しかし、その枠内においても、それをどのような観点から見て、どのように処理するかということについては、あなた自身の判断が重要なはずです。 私がアメリカに大学院生として留学したときに最も印象的だったことの1つは、教授が学生の質問に対して、「それはよい質問だ」としばしば言ったことです。アメリカの学生はよく質問します。その質問がよい質問か、平凡な質問か、あるいは悪い質問かの評価をされるのです。 日の学校では質問をする学生がそれほど多くないので、教師からこうした反応を聞くことはありません。そのため、「よい質問だ」というコメントは、大変新鮮な印象でした。「よい質問をした」ということは、「よい問題を捉えた」ということです。つま

    79歳の私がこの1年に9冊も本を書くことができた驚きの方法 テーマが見つかれば書くのは簡単 (3ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/16
    “「よい質問をした」ということは、「よい問題を捉えた」ということです。つまり、「探求すべきテーマを見いだした」//教授自身が、学生の「よい質問」に触発されて、何かを思いついたこともあるのではないか”
  • 「とにかく書き始めればいい」79歳で1年に9冊も本を書いた私のやり方 音声入力がスタートの障壁を下げる

    「超整理」シリーズなどで知られる野口悠紀雄氏は、2019年には書籍を9点刊行した。なぜそんなことが可能なのか。野口氏は「必要なのは、『とにかく始める』こと。準備ができてから始めるのでなく、準備がなくとも始める。これはどんな仕事にも言えることだ」と説く――。(第2回) 情報を集めればテーマが見つかるわけではない 文章を書く際の鍵となる「適切なテーマ」や「よい質問」は、どうしたら見いだせるでしょうか? テーマは何もしないでいるときに天から降ってくるものではありません。また、テーマ探しをやれば必ず見つかるというわけでもありません。「ボタンを押せば適切なテーマが示される機械」などというものも、ないのです。 よいテーマを見つけるためには、「つねにテーマ探しを意識し、さまざまな情報を捉え、考えに考え抜く」ということしかありません。探して探して、探し続けるのです。「たくさんの情報を収集すればテーマが見つ

    「とにかく書き始めればいい」79歳で1年に9冊も本を書いた私のやり方 音声入力がスタートの障壁を下げる
    mayumiura
    mayumiura 2020/12/13
    いやもう驚くわ、両親より年長の野口悠紀雄先生が、これだけデジタル&音声ツールを使いこなしておられるんだから。私も今年は「音声読み上げ」を使えるようになったから、来年は「音声入力」をマスターしよう!
  • 相手が「治療法のない難病」と知りつつ結婚した男性の葛藤と悲しい結末 入籍直後に「最期の迎え方」を決めた (4ページ目)

    私たちの結論は「遺伝のリスクを承知したうえでも子供が欲しい」 さらに2人は、子どもについても真剣に考え始める。 「私たちの結論は、『遺伝のリスクを承知したうえでも子どもが欲しい』でした。『リスクがあると判っているのに、無責任だ』という意見ももっともだと思いますが、遺伝病以外にも、血統として、がんのリスクが高い人もいる。後天的な病気になるリスクは誰だってある。リスクを考慮するという意味では、他のリスクとハンチントン病のリスクの差が、私には区別できませんでした」 瀬戸さんは、ハンチントン病を言い訳にしたくなかったし、「遺伝病=確実に遺伝する」ということではないことに希望を見いだしていた。 2007年7月、妊娠が明らかになった。青ラインが浮かび上がった妊娠検査薬を手に、の顔は少し緊張していたが、瀬戸さんは大きな笑顔を作って「また、頑張らないといけない目標ができたね」と声をかけた。すると、

    相手が「治療法のない難病」と知りつつ結婚した男性の葛藤と悲しい結末 入籍直後に「最期の迎え方」を決めた (4ページ目)
    mayumiura
    mayumiura 2020/11/28
    妊娠12週を過ぎた流産・死産の手続き、残酷すぎるな…。これどうにかならないのか。“すでに亡くなっている子どもに名前をつけ、出産届を書いた次の瞬間、死産届を書く”
  • 難病で寝たきりになった妻のオムツ交換、介助を続けた40歳夫が最期にかけた言葉 15年間もひとりで介護できた理由 (4ページ目)

    が生きた証しと意味を残したい」と献体を思いついた やがて瀬戸さんは、「が生きた証しと意味を残したい」と検体することを思いついた。だが、さっそく最寄りの最寄りの大学病院に相談したが、人の意志が確認できないため、断られてしまう。 次に相談したのは「NCNPブレインバンク」(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター内)だった。これは、献体のように身体全体を提供するのではなく、研究対象となる脳組織だけを提供して研究に活かしてもらうものだ。 ハンチントン病も研究対象となっていたため、瀬戸さんは相談し、登録。ただ、提供実績がまだ少なく、死後の組織摘出と保管施設までの搬送手続きを担当医に相談したが、確実に対応してもらえるという確約は得られず、院内会議の議題に上がり、議論が交わされることになった。 2020年9月12日、の容体が急変「不思議と落ち着いていた」 2020年4月、新型コロ

    難病で寝たきりになった妻のオムツ交換、介助を続けた40歳夫が最期にかけた言葉 15年間もひとりで介護できた理由 (4ページ目)
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    mayumiura 2020/11/28
    “もしも私が病気だったら、妻が病気を理由にして、私の元から去っていくのは最も恐ろしいことです。だから私は、私を心配する人々が提案してくれた『妻の元を離れる』という選択肢を真っ先に消すことができました。
  • 「連載ルポ「最年長社員」」の記事一覧

    知らないだけで年40万円の損になる…「ねんきん定期便」には載っていない"申請しないともらえない年金"の正体【2024下半期BEST5】

    「連載ルポ「最年長社員」」の記事一覧
    mayumiura
    mayumiura 2020/10/19
    働き者なひとたちがいっぱいだー。
  • 朝のたった1時間で高度な情報収集ができる「最強のSNSメモ術」とは | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)

    コロナ禍により、人との接触が少なくなり、リアルなコミュニケーションに頼ることは難しくなりました。noteプロデューサーの徳力基彦さんが、これからますます、ビジネスでSNSが欠かせなくなると言う理由とは――。 SNS発信に肩書は必要ない ネットサーフィンをしていると、自分に役立つ発信をしてくれている人は必ずしも著名な作家やジャーナリストばかりではないと気づきます。みなさんも、誰が書いたかわからないブログやSNSの投稿から刺激を受けたり、感動したり、勉強になったりした経験はあるでしょう。しかも、その文章は必ずしも美文や名文ではないはず。 ネットの世界では、業界のピラミッドの頂点にいる経営者や第一人者の情報だけが求められているわけではありません。 少数ではあってももっと細かなニーズをもつ人がネット上の情報を日々検索し、自分の求めている情報を探しています。 ためになると思えば、頻繁に読みにきてくれ

    朝のたった1時間で高度な情報収集ができる「最強のSNSメモ術」とは | PRESIDENT WOMAN Online(プレジデント ウーマン オンライン)
    mayumiura
    mayumiura 2020/10/09
    私は気になる記事をpocketに放り込んでおいてたま〜にツイートするどまりなので反省。“このニュースチェックからブログに書くところまでを、ぼくは朝、電車の通勤時間の1時間ほどで終わらせるようにしています。”
  • 「家族全員死ね」3年前に人生を完全に狂わされた31歳会社員の愛と憎しみ 認知症70歳母を絶対に見捨てない

    栃木県出身の山口祐吾さん(仮名、31歳)は、大学進学を機に上京し、都内で働いていた。しかし約3年前から認知症の母親(70歳)の遠距離介護を開始。その後、仕事を休職し、母親と同居して介護に専念。父親は健在だが約20年前から別居。同じ県内に兄、姉がいるがあてにならない。山口さんは「自分がなぜシングル介護をしなければいけないのか。『家族全員死ねばいい』と思うことがある」と話す――。 ※この連載では、「シングル介護」の事例を紹介していく。「シングル介護」とは、未婚者や、配偶者と離婚や死別した人、また兄弟姉妹がいても介護を1人で担っているケースを指す。その当事者をめぐる状況は過酷だ。「一線を越えそうになる」という声もたびたび耳にしてきた。なぜそんな危機的状況が生まれるのか。私の取材事例を通じて、社会に警鐘を鳴らしていきたい。 60代にして母親が認知症になり、末っ子の次男31歳は…… 栃木県出身の山口

    「家族全員死ね」3年前に人生を完全に狂わされた31歳会社員の愛と憎しみ 認知症70歳母を絶対に見捨てない
    mayumiura
    mayumiura 2020/09/13
    "山口さんは、「不幸にならずに介護を終えられる人が一人でも増えてほしい」という願いを込めて、認知症の母との日々―29歳で始まった介護録―というブログで自分の体験を発信している。"