ワシントン(CNN) オバマ米大統領が23日、ホワイトハウスで医療保険改革法に署名して成立させた歴史的瞬間、バイデン副大統領がうっかり口をすべらせた一言がマイクに拾われ、関係者が火消しに追われた。 署名式でバイデン副大統領は、オバマ大統領の粘り強さと目的意識をたたえる賛辞を述べて大統領と抱き合い、会場にいた約300人から大歓声が上がる中、大統領と向き合って満面の笑顔で「This is a big f--- deal!」と発言した。 「f---」は英語で極めて下品で不謹慎とみなされる言葉。オバマ大統領が反応しなかったのは、この言葉がマイクに拾われた可能性に気付いていたためとみられる。 ギブズ大統領報道官は署名式が終わるとすぐにインターネットの一言ブログTwitterに向かい、公式アカウントに「もちろん副大統領殿、あなたは正しい…」と書き込んだ。副大統領の側近はコメントを求める報道陣に、ギブズ