タグ

ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (7)

  • たぬきちさん頑張れ: たけくまメモ

    「たぬきち」というハンドルネームで日記を書かれている準大手出版社営業マンのブログが大人気であります。 http://d.hatena.ne.jp/tanu_ki/ ↑たぬきちの「リストラなう」日記 社名は業界関係者にはバレバレなんですけど、ご人は今後とも公式に認めるつもりはないとのことですので、ここでも伏せておきます。出版の世界で「大手」というと、講談社・小学館・集英社の三社ということになりますが、たぬきちさんが勤めておられる版元はこれに続く規模の会社ということで、あとは各自のご想像にお任せします。 内容は、たぬきちさんの出版社では3月末に50名の早期退職希望者募集(リストラ)が始まり、考えた末、たぬきちさんは募集に応じることに決めました。そこから生じるご人および周囲のゴタゴタを綴っているものです。とてつもなくシビアな内容がユーモラスな筆致で書かれてあり、かなり読ませる日記だと思います

  • 健太郎、うどんが出来たぞ: たけくまメモ

    「健太郎、飯だ。うどんを作ったから、え」 と父親が声をかけてきました。退院以来、うちでは基的に父親が事の用意をしています。なにしろ俺は料理がまったくだめ。約20年間の一人暮らしのうち、自炊したのはトータル一週間くらいで、あとはオール外で済ませてしまったくらいですから。 父親が作ったうどんをべるのは初めてであります。母親が存命のころは、たまにうどんを作ってくれましたが、実をいいますと、俺は母親の作るうどんが好きではありませんでした。俺の母親は関東人で、彼女のうどんは関東特有の丼の底が見えない濃い色の出汁であるばかりか、汁とうどんを分けて茹でることをせずに、最初から一緒に入れてぐつぐつ煮込むため、汁が煮詰まってゲル状の粘性を帯びてドロドロとなり、それでもかまわず煮込むのでうどんが汁をすべて吸収して、しまいには子供の頃「少年マガジン」の秘境特集で見た「アマゾン奥地に生息する全長3メート

  • ブログを毎日更新できるか: たけくまメモ

    以前も書いたと思うんですが、この「たけくまメモ」は、三日以上間隔を空けずに更新することを旨としております。別にそのことで直接お金になるわけではないんですけれども(アフィリエイトがちょっぴり動いたりはしますが)、これ以上間隔を空けてしまうと、そのままズルズル更新しなくなる危険があるんじゃないかと恐れているのですよ。 ブログの世界で四番目にアクセスを集めるのは面白い記事を書く人です。面白さにもいろいろあるわけなんですが、とにかく笑えるとか、読んでためになるとかが基ですね。「おもしろくてためになる」というのは講談社を創業した野間清治が掲げた社是ですが、明治の奇才出版人宮武外骨のキャッチフレーズ「過激にして愛嬌あり」と同様、娯楽の質であろうと思います。これについてはいろいろ思うところもあるので、そのうち改めて書きたいと思います。 それで三番目に集めるのが、まめに更新する人。これも、俺みたいに2

  • こいつら全員アホウか?: たけくまメモ

    こないだお昼のニュース見ながら父親とメシ喰っていたんですが、いきなり父が 「こいつら全員アホウか?」 と言い出したんですよ。何かと思うじゃないですか。 テレビでは、ニューヨークの証券取引所の様子が流れていました。添付したyoutube映像とは違いますけど、こういう感じの、大暴落後の取引所の映像が日のニュースでもやっていたのです。 「銅鑼が鳴って、株取引が始まるだろう」 「あれは銅鑼じゃなくてオープニング・ベルというやつだよ。これがどうかしたの」 「あいつら、なんで笑いながら拍手してるんだ?」 「なぜと言っても……。オープニング・ベルのときは、笑顔で拍手するもんだよ?」 「だってなんとかローンが焦げ付いて、株が大暴落しとるんだろ? 笑ってる場合じゃないだろう!」 「別にこの人達、楽しくて笑っているんじゃないと思うよ。ただ長年の慣習ってやつだよ」 「慣習か」 「そうだよ。国会が解散するときだ

  • 専門家の未来予測について: たけくまメモ

    今から25年ほど前の話です。俺が23歳かそのくらいだったはずだから、1983年だったと思う。俺は大学にも行かないでブラブラしていて、そろそろフリーライターの真似事みたいな仕事を始めておりました。 高校時代の友人でY君というのがいたんです。彼は当時、どこかの大学院に行っていて、バリバリの理系でした。その頃彼の大学では、通産省(今の経産省)の肝いりで「第五世代コンピュータ」の研究をしていて、彼はその方面で有名な先生の研究室で手伝いとかやっていたはずです。 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%AC%AC%E4%BA%94%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF&oldid=22393814 ↑第五世代コンピュータ 第五世代コンピュータとは

  • この子の将来はどうなるのか?: たけくまメモ

    http://jp.youtube.com/watch?v=qjJ2HTe2_a0 ↑海外版 「怪獣王ゴジラ」 http://jp.youtube.com/watch?v=--yFU3OU3jM ↑「ゴジラの逆襲」もあります。 「オタク」というと、どうしても「大きなお友達」を差すことが多いわけです。もちろん、いい歳こいて子供っぽい趣味に興じているからオタクなので、たとえば大学生や社会人になって八王子の造成地で仮面ライダーごっこをしていれば間違いなくオタクですが、4歳の子供がなんとかレンジャーの真似をしていても、それは当たり前の行為ですから普通オタクとは言いません。 ですが、4歳や5歳の頃にやっていた怪獣ごっここそが「オタクの原点」であることは間違いないところです。腐女子の場合はどうなのかよくわかりませんが、少なくとも男子オタクでは間違いなくそうだといえます。その原点を、高校生になっても大学

  • 宮崎駿のアヴァンギャルドな悪夢: たけくまメモ

    昨日の土曜日、宮崎アニメの新作『崖の上のポニョ』を見てきました。一応、ネタバレにならない範囲で感想を書きますと、見たことがない種類のアニメーション映画でした。アニメーションとしても映画としても、似た作品を俺は思い当たらないし、過去のどの宮崎アニメとも似ていません。 もちろんキャラクターとか、ディティールの演出やセリフはいかにも「宮崎駿」なんですよ。確かに宮崎アニメに違いないが、見ている最中の「違和感」は、これまで感じたことがないほどのものです。まるで、はっと気がついたら父親が人間モドキに変わっていたような感じ。 『魔女の宅急便』を試写で見たときに、それまでの宮崎アニメと雰囲気が違うので少しとまどったことがありますが、二度目に見たときには大好きになりました。『ポニョ』も複数回見れば、印象が変わるのでしょうか。たぶん、そうなのでしょうが、今度ばかりは「理解した」と思えるまでに時間がかかるかもし

  • 1