国際宇宙ステーション(ISS)に飛行士を運ぶロシアのソユーズロケットが11日、打ち上げに失敗したことについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山川宏理事長は12日の会見で「大きな方針が揺らぐことはない」と述べ、今後も日本人飛行士が搭乗する可能性を示した。 JAXAによると、事故についてロシア側から正式な説明はまだないという。山川氏は「ロシアにより原因究明がなされる。状況を正確に把握し、各国と密接に連携したい」とした。 ロシアの有人宇宙技術について山川氏は「一般的には非常に高い信頼性を持っている。これまで蓄積した経験は素晴らしい。信頼しているというのが私の個人的な考えだ」と説明した。 その上で「JAXAとして安全性を確認した上で日本人が搭乗する。今回のことで大きな方針が揺らぐことはない」とした。 ISSでは12月中旬までの予定で米露欧の3人の飛行士が滞在中。今回の失敗で2人の飛行士が到着で
最終更新日:2020年9月01日(火) 北方領土の歴史 「北方領土ガイド:千島の歴史と北方領土の問題(制作:北海道総務部北方領土対策本部、制作協力:横澤英三氏(千島の歴史/別海町西春別中学校)」より抜粋 千島の発見 千島のことが日本に知られるようになったのは、今から300年以上前の江戸時代のことです。もともと千島には、アイヌの人々が住んでいました。北海道の松前藩の記録に、「1615年に北海道の東に住んでいるアイヌの人々が、ラッコなどを松前藩に納めた」とあります。ラッコは千島の近くの海でしかとれないので、この当時から松前藩と千島の交流があったことがわかります。さらに、松前藩は、1644年に家来の村松広儀(むらまつひろよし)に命じて、「正保御国絵図(しょうほうおくにえず)」という地図を作りました。この地図は、千島の島々を描いた世界で最も古いもので、松前藩が千島の島々を知っていたことがわかりま
ポンペオ国務長官は今回、中国軍の装備発展部とその部長を制裁対象に指定した/Alex Wong/Getty Images ワシントン(CNN) 米政府は20日、ロシア製の兵器などを購入したとして、中国軍調達部門と同部門責任者を制裁対象に指定した。当局者はこの動きの狙いについて、米選挙への攻撃を含む「有害活動」に絡みロシアに制裁を科すためとしている。 米国務省は声明で、「今回の措置はいかなる国の軍事力や戦闘即応態勢を損なうことも意図していない」と強調。そのうえで、ロシアによる選挙介入やウクライナ東部での活動など、同国の有害行為に対抗して代償を支払わせる狙いだと説明した。 制裁適用の根拠となったのは先に可決された国内法で、ロシアの情報機関や軍とつながりを持つ特定の人物と重大な取引を行った者に対し、米国として制裁を科すよう定めている。 ポンペオ国務長官は今回、ムニューシン財務長官と協議の上、中国軍
9月12日、ロシアのプーチン大統領(写真右)は、安倍首相に対し、年末までに平和条約を締結することを提案した。ウラジオストクで代表撮影(2018年 ロイター/ Valery Sharifulin/TASS Host Photo Agency) [ウラジオストク(ロシア) 12日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は12日、安倍首相に対し、年末までに平和条約を締結することを提案した。プーチン大統領はウラジオストクで開催された経済フォーラムでの質疑応答で、共に壇上に上がっている安倍首相の方に向き、「何ら前提条件なしに、年末までに平和条約を締結しよう」と述べた。 安倍首相はプーチン大統領の提案には回答しなかった。 菅義偉官房長官は12日午後の記者会見で、プーチン大統領が提唱した前提条件のない平和条約の年内締結について、10日の日ロ首脳会談ではプーチン大統領から同種の発言はなかったと述べた。 官
安倍晋三首相が参加しているロシア主催の国際会議「東方経済フォーラム」は、ウラジオストクの極東連邦大学で開かれています。首相は期間中、大学のなかで宿泊します。大学と言っても首相が泊まる施設の外観はまるでホテルのようです。大学は市中心部から少し離れたルースキー島にあります。首相が大学に泊まるのは運営側の警備の都合と考えられます。大学の敷地は巨大
ロシア・ウラジオストクで日ロ首脳会談後の共同記者会見を終え握手する安倍晋三首相(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右、2018年9月10日撮影)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【9月11日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は10日、極東のクリール諸島(Kuril Islands、北方領土を含む千島列島)における日本との領有権問題が速やかに解決する可能性は低いとの見解を示した。より楽観的な見通しを示していた日本側に冷水を浴びせるような形となった。 プーチン氏はロシア極東のウラジオストク(Vladivostok)で開催の「東方経済フォーラム(Eastern Economic Forum)」に出席するためロシアを訪問した安倍晋三(Shinzo Abe)首相と会談。会談後に「この問題は何十年にもわたって協議されてきてお
台湾の軍事演習で使用された米国製の白リン弾(2012年6月7日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / SAM YEH 【9月10日 AFP】ロシアは9日、シリア東部の民間人居住地域の軍事目標に対する爆撃に、米国が白リン弾を使用したと非難した。白リン弾の使用は、国際法で禁じられている。 【写真特集】紛争下で生きる子どもたち シリア ロシア軍司令官は、「米軍のF15戦闘機2機が8日、デリゾール(Deir Ezzor)県ハジン(Hajin)を標的に、自然発火性を有する白リン弾を使用して爆撃を実施した」と指摘した上で、「これらの爆撃ですさまじい火災が発生した。死傷被害に関する情報を確認中だ」と明かした。 シリアではイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が、ユーフラテス川(Euphrates River)と対イラク国境に挟まれたデリゾール県内の孤立地域を現在も支配している他、広大なシリア砂
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は6日、今月11~17日に極東やシベリアなどで行う冷戦後最大規模の軍事演習「ボストーク(東方)2018」について記者会見し「クリール諸島(北方領土と千島列島)での演習は予定していない」と述べた。 10日にウラジオストクで安倍晋三首相とロシアのプーチン大統領の首脳会談が予定される中で、日本政府はロシア側に北方領土での軍事活動に抗議する一方、日本周辺での軍事活動にも懸念を伝えていた。ゲラシモフ氏は「(日本は)心配する必要はない」と述べた。 演習には29万7千人の将兵、航空機・ヘリコプターなど千機以上、艦艇約80隻、戦車・装甲車など3万6千両が参加。中国軍やモンゴル軍も加わり、米ソ冷戦で緊張が高まったソ連時代の1981年に実施した演習以来、最大規模になるという。(共同)
<少子高齢化と長引く経済の低迷でロシアの年金制度は破綻寸前。しかし改革を実行すれば餓死者も出かねない> 2005年秋のこと。前年の選挙で再選を果たしたロシアのウラジーミル・プーチン大統領は国民から寄せられるさまざまな質問に答えるテレビ番組に出演した。番組の終わり近く、中年女性が切実な問いを投げ掛けた。政府は年金の受給開始年齢の引き上げを検討しているというが、大統領はどうお考えか。 これは重要な質問だった。プーチンが00年の就任以来、一貫して高い支持率を誇ってきたのも、1つには退職者にきちんと年金を支給し、老後の生活に対する国民の不安を払拭してきたからだ。前任者のボリス・エリツィンの時代には年金の支給が滞ることは珍しくなかった。 プーチンはテレビカメラを真っすぐ見据えた。「私は退職年齢の引き上げには反対だ」。人さし指を左右に振って、そう言い放つ。「私が大統領である限り、そんな決定は下されない
英、ロシア人2人に逮捕状=首相「情報部員」と特定-神経剤事件 2018年09月05日23時24分 英神経剤事件のアレクサンドル・ペトロフ容疑者(右)とルスラン・バシロフ容疑者=英警察提供(AFP時事) 【ロンドン時事】英南部ソールズベリーで3月に起きた元ロシア情報員らに対する軍用神経剤「ノビチョク」を使った暗殺未遂事件で、英検察当局は5日、ロシア人の男2人について、殺人未遂容疑などで欧州連合(EU)各国に適用される逮捕状を取り、氏名と写真を公表した。メイ首相は2人がロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の情報部員と特定。ロシア側は反発しており、両国間の緊張が一層高まりそうだ。 旧ソ連軍の「ノビチョク」確認=6月の英神経剤事件 首相は5日、下院での声明で「GRUは確立された指揮系統を持つ高度に管理された機関。事件は『ごろつき』によるものではなく、ロシア政府上層部の承認を得て実行されたのはほぼ確か
国際宇宙ステーション(ISS)で船外活動する宇宙飛行士(2018年6月14日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / NASA TV 【9月4日 AFP】国際宇宙ステーション(ISS)で先週、小さな穴により気圧が低下した問題について、ロシアの国営宇宙企業ロスコスモス(Roscosmos)のトップが、意図的な妨害行為だった可能性があるとの見方を示した。 ロスコスモスのドミトリー・ロゴジン(Dmitry Rogozin)氏によると、ISSに接続されたロシアの宇宙船「ソユーズ(Soyuz)」で先月30日に発見された穴はドリルによるもので、地上もしくは宇宙空間で意図的に開けられた可能性があるという。 この穴が原因で、命に関わるほどではなかったもののISSの船内の気圧がわずかに低下。宇宙飛行士らがテープで穴をふさいだ。 ロゴジン氏は3日夜、「ドリルで穴を開けようとした形跡が複数あった」とテレビ
【モスクワ=畑武尊】ロシアのショイグ国防相は28日の記者会見で、9月11日から露極東地域などで軍事演習「ボストーク(東)2018」を実施し、規模は1991年のソ連崩壊後で最大となるとの見通しを明らかにした。米国の軍事力に対抗し、アジア太平洋地域で影響力拡大を図る狙いがあるとみられる。 ショイグ氏によると、9月15日まで5日間行われる演習には兵士30万人、軍用機1000機、軍用車両3万6000台が参加する。ボストークは2010年から4年ごとに実施されている。今回の参加人員は前回14年の3倍の規模で、ソ連時代の1981年に旧ソ連西部で実施された演習以来の大演習になるという。 今年のボストークには中国軍が初めて参加する。露軍は演習場所の詳細を明らかにしていないが、関係者によると、軍民共用空港がある北方領土の択捉島で演習の準備が進んでいるとの情報がある。
米フェイスブックのロゴ(2018年8月22日撮影)。(c)AFP PHOTO / Oli SCARFF 【8月22日 AFP】(更新)交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(Facebook)は21日、米中間選挙などを控え実施しているフェイク(偽)ニュース対策の一環として、イランとロシアとつながりのある秘密裏の偽情報拡散キャンペーンをアカウント閉鎖によって食い止めたと発表した。 記者会見を開いたマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)によると、「活動について人々に誤解を招くアカウント群」と特定したページやグループ、アカウント計650以上を削除した。 調査を進めているところだが、米法執行当局から一部ページのコンテンツの出所がイランや、かつてロシアの情報収集活動とつながりのあったグループだったと通知されたという。 ザッカーバーグ氏は、削除したページ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く