今日は、東京医科歯科大学で開催されているシンポジウムを聴講。 http://www.adnr.jp/ 以下は、あくまで私個人の感想・意見。 しかも、この分野においては私は全くのド素人。 私の知識不足、誤解、勘違いなどもあろうかと思いますが、ご容赦を。 一応、私の感想などが何かの役に立つかもしれないと言うことでアップしておきます。 逆に、間違いなどがあればご指摘をいただけるとうれしいです。 1.日本における看護師の役割拡大 その経緯と展望 高知県立大学 南裕子氏 看護は、ケアとキュアの両面に責任がある・・・納得。他の医療業種でもありえない。キュアは医師の指示のもと、ケアは自主的にできる。 診療の補助・・・主治医の指示を必要とする行為は、日本独特。看護師の動きに不自由さがある。 学問としては、看護教育から、看護学教育へ移行している(90年代) そして、いまは、健常者であっても医療を使うような時
2011年07月15日22:28 カテゴリ感染症・救急医療・集中治療 患者搬送に同乗。いい仕事してきましたヽ(゚∀゚)ノ 今日は救急づいた一日でした。 昼休みには救急隊から低血糖発作の受け入れ要請があり、かかりつけ医は二つ返事で受け入れ拒否、他にも5件断られたと言うことで受け入れ。 ガッツリした片麻痺と共同偏視があったので「やばいかな?」と思いましたが、ブドウ糖静注後数分でメキメキ改善しました♪ 低血糖は怖いけど、治療のしがいがあるので嬉しいですね。 いま、教科書原稿で糖尿病の勉強をしていたんですが、血糖コントロール強化が危険と考えられる心血管合併症多数・虚弱高齢者・低血糖リスクアリの人へのインスリン治療だったので「まあ、そうなるよね」という感じでしたが、何より「低血糖とわかりきっている病歴での受け入れ要請を断るかかりつけ医」の感覚のほうがびっくりでした。 札幌、ホントひどい。 もう一例は
弁護士の桑原博道氏は7月15日、日本病院学会のワークショップで講演し、「モンスターペイシェント」と称されるような迷惑患者に対しては、コミュニケーションを断つことも必要との考えを示した。そのためには、原則は医師法違反の診療拒否よりも、敷地や建物の「管理権」を行使する方が違法性は少ないと説明した。 桑原氏によると、管理権の行使は、迷惑行為の内容や患者の病態により例外的に違法になるケースもあるが、原則は合法行為。一方、診療拒否は「正当な事由」がない限りは原則、医師法違反で、「管理権の行使の方が、法的な問題は少ない」という。 一方で桑原氏は、コミュニケーションを断つことは「あくまでも例外」とも述べ、迷惑患者を8類型に分け、それぞれに合わせた対応を取るべきだと指摘した。 8類型は、(1)刑事犯型(2)粗暴型(3)反社会的勢力援助型(4)ストーカー型(5)居座り型(6)診療報酬不払い型(7)粘着型
大酒食らって、飲んだくれて死んでいきたい。そういう欲望はかなえようと思えばかなえられる。 しかし、いつまでも健康で、長生きしたい、という欲望は決してかなえられることがない。死ぬという結末は避けられず、その欲望は決してかなえられないということが分かっている。 そのかなえられない欲望に対して、その欲望かなえますというような情報が世の中に氾濫している。 これはもう世の中自体が変わっているということだろう。 うまいもの食べたり、どこかへ旅行へ行ったり、それで満足が得られた時代から、それがいつまでも続かなければ満足できない時代へと変わっている。 うまいものを食べたいというのはまっとうな欲望で、いつまでも健康でというのはゆがんだ欲望だと思うが、医療の現場に身を置くと、それが全く逆で、前者がうまいもの食べすぎをコントロールできない人となり、後者が自分の健康を律することができる立派な人になったりする。 そ
イノベーションで競争優位に立てるか? 先日某病院の医療連携会議に参加しましたが、そこで発表されたスタッフのテーマはイノベーションでした。 プレゼンの内容から、一見、今ブームのドラッカーの『もしドラ』にあやかったもののようにも見えます。 けれども、この病院は実際にイノベーションのまっただ中にあるのです。 ここでおこなわれているイノベーションは『365日リハビリテーション』という一見なんでもないことです。 『そんなの普通じゃない、うちだってやってるし・・・』 そんな声が聞こえそうですが、果たしてそうでしょうか? 365日リハビリテーションというのは、単に日曜日も開いているリハではありません。 日曜祭日も全く同じ体制で病院が動いているという凄いことなのです。 実際に日曜日にこの病院に出かけてみると、リハビリテーション室の活気に圧倒されます。 こうしたイノベーションをおこなうことの困難さはノンスト
アメリカで臨床研修を行うためには、日本の医学部を卒業したうえでUSMLEの各試験を合格し、ECFMG certificateを得る必要がある。ところが、聞くところによると、将来日本の医学部のほとんどは、このUSMLE受験基準を満たさなくなり、アメリカ臨床留学への道が閉ざされてしまう可能性が高いのだという。というわけで、日本の医学部は慌ててアメリカの基準を満たすべくあれやこれやのシステム変更を、、、、 なんか、変な話である。 アメリカという国は自由の国という側面を持つ反面、了見の狭い国という側面も持っている。自分の価値観(アメリカ的な価値観)はいっさい許容しない、、、という面も持っている。 が、長い目でみると、このような狭量さはアメリカのためにもなっていないのではないかと思う。 黒川清先生のグローバリズム論に(悪いけど)僕はあまり賛成しないのだけど(すみません)、彼の言う「混ざる」ことが大切
いばる人から、口づてに、間に2人ほど人を介して、「こういうことを書くな」というお達しがあった。私が何を書こうが、文句を言われる筋合いではないんだけど。相変わらずいばってる。 今度書いた時には、何か制裁でも考えているのだろうか。おーこわ。 「書くな」というのは勝手だけど、そんなこと私に言われても、言うことは聞かないですよ。 いばるのはいい加減にしたほうがいい。いくらいばられても、そのために言うことを聞くということは決してない。それは私に限ったことじゃないと思う。 誰かに何かをするなとか、言うなというのは無理だと思う。誰かに何かをするなというからには、自分がそう言われた時には、それに応じて、何かをしたり言ったりするのをやめなくてはいけない。 それこそ、一番馬鹿げたことなので、とりあえず、あなたが何を言うかに文句をつけたりしませんから、こっちが何か言うのも許してください。そのほうが、住みやすい世
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