短くまとめるのって難しいですね・・・ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年11月04日17:00 カテゴリ読書・執筆・編集 短くまとめるのって難しいですね・・・ 今、4000字の依頼原稿を書いているところなんですが、〆切はすでに3日過ぎており、今なおまとまりきらず昨日の時点で12000字、今日丸一日かけて手直ししてもまだ7000字以上もあります・・・＿|￣|○ 全く書けない時のほうが、どうやれば書き始められるのかとか、どんなコンテンツを並べればいいのかを考える方法を幾つか知っているのでなんとかなるんですが、こういう「書きすぎちゃったのをいかに削るか」は苦手です。 自分の中では「最も言いたいこと」があって、読む人全員が間違いなく苦労もなくそれを理解し納得するために必要な前提条件の説明や論理的整合性とかするとどうしても量が増えてしまうんです。 いったん出来上がると、なまじきちっと論理的に噛み合わせてしまっているだけに「ここだけばっさりカットして」というのが
病院を変えるときには、それなりの準備をしましょう : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年10月26日20:00 カテゴリ家庭医療・予防医療一般の方向け 病院を変えるときには、それなりの準備をしましょう 今週の水曜日はかなり忙しい一日でした。 普段よりも医師数が少ない日に限って外来受診患者数が朝からかなり多く、その中に命にかかわる重病の方も数名混じり、病棟でも急変が発生しててんやわんやでした。 それくらいならいつもの水曜日で予想範囲内だったんですが、この日いつもに比べて「紹介状なしでの転医もしくはセカンドオピニオン希望」の方が多く、お陰で午前外来が14時過ぎまでかかってしまいました。 おかげで昼休みなしで午後のカンファや診療などに突入し、一息つけたのは18時頃でした・・・ε- (´ー`*)ﾌｯ というわけで今日のメッセージですが、できるだけ「新しく病院にかかるときにはそれなりの準備をしたほうがよい」ですよ。 いつもお願いしても「はあ、そうですか・・・」とリアクションが
血圧・脂質・血糖の外来初期評価レクチャー資料作ってみました : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年09月20日23:04 カテゴリ家庭医療・予防医療医学教育・生涯学習 血圧・脂質・血糖の外来初期評価レクチャー資料作ってみました さっきの記事を書いた勢いで、資料をまとめてみました。 PDF資料のおいてある外部リンクはこちら。 初期研修医が外来での慢性疾患管理を学ぶとっかりを得ることを目的とした、30分くらいで紹介できるミニレクチャー資料です。 血圧・脂質・血糖は、個別で勉強しても「じゃ。この複数リスクの有りそうな患者でどうするか」という実際の行動がなかなか身につきくいので、いつもこの3つはまとめて解説しています。 主にスクリーニングと治療適応や治療目標値の設定に特化しています。 症例経験や研修医の学習意欲に応じて追加学習資料を渡すことにして、このレクチャーでは最低限を俯瞰する目的で切り貼りしています。 院内用で雑な作りですが、印刷して 読みにくかったら仕方ないのでコピペ部分を手
看護師向け急変前対応セミナーを終え、たくさんの学びを得ました : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年08月18日22:12 カテゴリ振り返り・気付き医学教育・生涯学習 看護師向け急変前対応セミナーを終え、たくさんの学びを得ました 今日は、看護師向けの「急変"前"の対応」を身につけるためのセミナーをやってきました。 心肺停止患者のBLS・ACLSや重症外傷のJATECや、安定している患者に丁寧に話を聞いて生活指導をしていくとかは学びようもあるんですが、この中間の「なんか怪しいんだけどはっきりとしたバイタル異常もない」患者にどう対応するかについてはなかなかイイものがなかったりします。 救急外来のトリアージナース向けの本もありますが、これも前提が「救急に来た患者」であって事前確率がかなり高いのでオーバートリアージが許容されるし、すぐに医師の診察があったりチームで対応できたりすぐに答え合わせできるので現場で学ぶことが十分に可能です。 そうではない、診療所や施設や在宅で働く看護師向けとい
今日は、平日お昼開催の「第５回 菊水カフェ」です : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年08月17日07:39 カテゴリ地域医療・へき地医療・社会医学イベント活動 今日は、平日お昼開催の「第５回 菊水カフェ」です 今日は、第５回になる菊水カフェです。 長くやってる気もするけど、２ヶ月に１回なのでまだ第５回なんですね。 公式ページの情報はこちら。 毎回土曜午後にやっていたんですが、参加するスタッフの残業発生、住民側も中途半端に一日の予定が中断されるなどの問題もあり、運営委員会で色々相談していました。 できれば夜開催のほうが、スタッフはラクだし、地域に住んでいる働く世代も参加しやすいんですが、お年寄りにはツライところ。 ということで、お昼にお弁当とか食べながらやってみましょうかという話になりました。 職員のお昼休みの時間の利用を認めてくれる、寛大な管理部に感謝ですね。 これまで、地域のことを知ろうとかのテーマでやって来ましたが、今回は「病院と地域のコラボレーション」と言
うーん・・・(-_-;) : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年08月13日22:16 カテゴリ料理・グルメ振り返り・気付き うーん・・・(-_-;) なんとも言えず。 セリフもタイトルも決まらず。 そんなモヤモヤした夜です。 思い通り行かないことはいろいろあるし、それには慣れてきたつもりですが、自分なりに思い入れのあることがうまくいかないのはいくつになってもつらいものです。 心が根っこからボッキリ折れました。 しょっちゅうですけど、そんなこと。 そんな自分を救ってくれたのは、一本の電話と、一枚の写メと、そしてたった一つのこのエクレア サンクスの「とろけるダブルエクレア ～ホイップ＆カスタード～」です。 かなりたっぷりはいったクリームがたまらんです♪ 昔から、ホイップとカスタードが一緒に食べられて、しかもチョコまでついてくるってパターンに目がないのです。 パフェとか、クレープとか。 これにいちごかバナナまでついてきたらヤバイですね(*´ω｀*
現場を離れて気づく「普段の仕事」の濃厚さ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年08月08日21:08 カテゴリ振り返り・気付き 現場を離れて気づく「普段の仕事」の濃厚さ 普段から「忙しい」「大変だ」「疲れた」ばっかり言ってますが、なんだかんだで1週間の夏休みをいただいていました。 職場は労働環境とか心身の健康に対してかなり気を使ってくれるところなので、自分が忙しいのは自分が欲張りにいろんな仕事をしているせいなのですよね。 んで、1週間ぶりに仕事に復帰してみるといろんな発見がありました。 まず、体が軽いです。 同じ階段でもスイスイ登れるし、同じスクラブ来て同じ診察器具身につけても重く感じません。 休みって重要。 気持ちも少し穏やかです。 いろいろと理不尽なことや無茶なこと、悲しいことやいらっとすることが今日も起きましたが、それでも比較的心穏やかに「まあしょうがないよね」と笑って水に流せるような気分を維持できました。 そして何より、普段の仕事の量と密度の凄さを
２年半前の自分の、研修プログラム立ち上げに対する熱意が熱すぎる・・・ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年07月28日21:28 カテゴリ医学教育・生涯学習組織管理・運営 ２年半前の自分の、研修プログラム立ち上げに対する熱意が熱すぎる・・・ 今、ちょっと理由があって、現在行なっている研修プログラムについて見つめなおしています。 どんな経緯で関わることになったのか、それ以前に自分が関わった研修プログラムや、プログラム運営まで行かなくても指導医側としての活動を振り返ったり、その過程で参照した文献やテキストをざっと見なおしたり、その過程で作ってきたたくさんの資料に目を通しています。 今は忙しすぎて新しいことをまなんだり、その時点での考えをまとめたりする時間がとれていないんですが、数年前は（その当時は究極に忙しいと思ってはいましたが）それなりに自分のための時間があったようでいろいろ書いていました。 その中で、だいぶ古いフォルダの中に面白い資料があったので貼っつけておきます。 卒後５年目の冬に
外来リハ診察にデビューしました！ かなり面白かったです(￣ー￣) : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年07月09日19:20 カテゴリリハビリ・栄養 外来リハ診察にデビューしました！ かなり面白かったです(￣ー￣) 今日は、急遽、外来リハビリの診察をすることになりました。 外来リハビリテーション診療料１と２（って何？という方はこちらの情報を参照→１、２）を算定している患者さんの定期診察で、いつもなら労働衛生課のDrが担当しているらしいんですが今日はお休みだったらしく急遽私に白羽の矢が立ちました。 算定するために形式だけでもやってくれればいい的な依頼だったんですが、それは医療者的にどうなのよ？という気持ちと、それ以上に回リハ退院後の安定期の患者のリハが見れるのはかなり魅力的だと思い引き受けました。 以前から日中のリハ室にもっと顔出して、リハの状況をちゃんと見たいと思っていたんですが、日中は休み時間も取れないくらい忙しいので営業時間内しかやっていないリハ室を見に行くのはかなーり困難で
看護師対象の急変対応セミナーをしてきました！ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年07月09日19:36 カテゴリ感染症・救急医療・集中治療多職種協同 看護師対象の急変対応セミナーをしてきました！ 先週の土曜日に、帯広にある同じ系列の病院で「看護師対象の急変対応のセミナー」をやってきました。 この夏に日総研さん主催で同じテーマのセミナーをやるんですけど、その試作品としての練習できる機会をさがしていたところ、ちょうどその病院の後期研修医＋総師長からそういうテーマの学習会をやってほしいという依頼があり、お互いの利害が一致したため開催することになりました。 私の報酬は、試作品レベルでも喜んで参加してくれる上質な客と、交通費＋報酬、そして十勝でしか手に入らないスイーツの手土産です。スイーツ、大事(￣ー+￣)ｷﾗﾘ 当日は、危ない急変かどうかを見分ける方法についてのレクチャー＋ミニクイズ、急変の原因を調べるための問診＋診察のレクチャー、急変患者を前に気難しい当直医を呼び
総合内科研修につきものの悩みを、真っ向から受け止めてみようじゃないかと : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年06月12日20:00 カテゴリ振り返り・気付き医学教育・生涯学習 総合内科研修につきものの悩みを、真っ向から受け止めてみようじゃないかと 「自分は内科に向いてないんですかね～？」って、毎年のように研修医に聞かれます。 「なんでそう思うの？」と聞くと、返ってくる答えにはある程度一定のパターンがあるようです。 あの指導医みたいにすごくなれない、あんなに努力できない。 （たいていの総合内科の指導医はスーパーが付くような能力と努力量ですからね～） 自分がどんなに頑張っても、何をやっても患者が良くならない。 （本来、入院するような虚弱高齢者はそういうもんで、悪化する病態を現状維持するだけでエライんですけどね。経過を予測する力がないし、自分の介入の効果を実感としては持ってないのでそう思えないのです） 病名や問題点が不明なまま何日も付き合うのが辛い。 （大学の実習や他の科ではなかなか経験しな
内科病棟の「第3回-リハ栄養学習会」は、「みんなで点滴メニューを考えよう」でした＼(^o^)／ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年05月25日16:21 カテゴリリハビリ・栄養多職種協同 内科病棟の「第3回-リハ栄養学習会」は、「みんなで点滴メニューを考えよう」でした＼(^o^)／ 今日、第3回のリハ栄養学習会が開催されました！ 初回の時の記事はこちら、第2回のときはこっちです。 2回続けて行った後に何人かで打ち合わせをして、「ぶっちゃけ、毎週だと準備たいへんだよね」という意見や、「前回勉強したことをちゃんと復習して理解してから次を勉強したい」という意見もあり、今回から「2週間に１回の定期開催」になりました。 無理なく細く長く続けたかったので、話し合いの結果前向な理由もあってこうなったことは素晴らしいなと思っています。 また、金曜4時だと日勤看護師にとってはけっこうきつく、いろいろ意見を出してもらった結果「金曜13時から30分」になりました。 聖域である「看護師の昼休み」に学習会をやるという決断が行われたこ
他科オプション研修充実 : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年05月15日21:05 カテゴリ医学教育・生涯学習 他科オプション研修充実 うちの内科研修の特徴は、ベースとなる内科病棟・外来・検診研修の他に、多彩なオプションを付けられることがあります。 研修医によって、その時点での知識・技術の到達度や関心の強い領域、将来やりたいこと、業務処理・時間管理能力にはかなり幅があります。 できるだけ個別性に配慮した研修プログラムにしたいところ。 一方で、個性に合わせすぎると、コアになる部分がなく研修医によって学ぶことにばらつきが出過ぎます。 先輩から聞いて抱いていた期待に添えない場合もでてくるし、ひどければ初期研修終了時に身に付けておいてほしい基本的臨床能力が欠如したまま研修を終えてしまうかもしれません。 というわけで、基本研修＋オプションという体裁をとっています。 この2つを区別したうえで選択してもらうことで、全部必修にしてしまった場合に比べると「
今日はギョウザーヽ(´ー｀)ノ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年05月05日21:45 カテゴリ料理・グルメ 今日はギョウザーヽ(´ー｀)ノ 今日は当直明けでした。 あんまり呼ばれない当直で、寝る時間もちゃんと取れるんですが、枕が違うとダメですね。 肩こり＆頭ぼーとしてます。 結局、当直明けてから少しデスクワークして、昼前に帰ってきてご飯食べに行って、帰ってきたら爆睡して1日が終わってしまいました・・・。 ま、そういう時間の使い方もある意味贅沢かなと思い、夕方からあえて出かけたりせずに 小説読んだり、FacebookやTwitter流し読みしたりしながら潰してました。 せめて「なんか料理ぐらいすっかなー」ということで、今夜はギョウザにしました。 ケーキとかパスタときたら、自分の場合次は中華なんですが、なんとなく「今日はギョウザでしょ」と頭に浮かんだのであまり悩まず決まりました。 ちなみに和食はお菓子作りの次に苦手なので選択肢に入らないですね。
病院総合医が病棟業務に集中できる環境を作るのも大事な仕事かなーと思ったり : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年05月04日11:42 カテゴリ総合内科・診断学・急性期組織管理・運営 病院総合医が病棟業務に集中できる環境を作るのも大事な仕事かなーと思ったり 今日の病棟当番、やっと回診終了しました。 丁寧に訴え聞いたり診察して、必要な指示出しや処置して、全部カルテ記載して3病棟回ると2-3時間はかかりますね、やっぱり。 にしても、じっくり病棟の患者対応できるのは楽しいですね。 充実です。 ちょっと困った認知症患者と捉えられていた人でも、時間かけて全力でコミュニケーションしてるととても発見が多くて嬉しいもんです。 また、クリアカットに病態説明できず介入ももやっとしていた患者でも、正攻法でじっくり診察するとスッキリしたりすることも多くてよいです。 休日回診のときは私のオーラが緩くなっているのか、患者さんもわりと落ち着いて自分のペースで、でも普段から気になっていることをいろいろと相談してくれる気が
こういう仕事をするために病院家庭医としてここにいるんです！ って一日でした : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年04月27日22:43 カテゴリ家庭医療・予防医療組織管理・運営 こういう仕事をするために病院家庭医としてここにいるんです！ って一日でした 今日も盛りだくさんで超充実でした。 疲れよりも充実感・達成感・満足感が上回っていて変なテンションです( ＾∀＾) 仕事の総量ではなく、自分が意義を感じる仕事をどれだけ質にこだわってできるかのほうが、精神衛生上・人生の質向上に大事だって話です。 午前中は指導外来。 だいぶ成長してきて安定感たっぷりの2年目研修医くんを後ろで指導しつつ、外来の師長・主任の部屋の机をかりてデスクワークしてました。 学習会の準備や初期研修環境改善のための仕事などしてました。 あと、ここでいろんな人の動きを見ていると、師長・主任や外来周りの事務といったいわゆる裏方の大変さが良くわかりました。さながら戦場のようです。 そういう管理的な仕事を、臨床最前線の仕事を減らさずに
ペンネ・アラビアータもどきの手抜き風です。 : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年04月22日21:12 カテゴリ料理・グルメ ペンネ・アラビアータもどきの手抜き風です。 今日はひさ～しぶりに料理しました。 正月以来の丸一日休みだったのでどっか行きたかったんですが、当直明けでぼやっとしてたので、断念。 近場のアリオで適当に買い物すませて、さっさと帰ってきて、ちょっと昼寝して、目が覚めたらビール飲みながらありものでパスタ茹でる。みたいなテキトーな休みでした。 ショートパスタが食べたくてペンネだけ買って来ました。 ペンネといえば「ペンネ・アラビアータ」で、トマトソースはあったけど唐辛子はないので、"もどき"です。 もともと「アラビアータ」とは”おこりんぼ”って意味で、それくらい辛くて美味しいってことらしいですが、なんも辛くなくてまったり美味しいので「ペンネ・ニッコリータ」みたいな感じです。 そんなのあるのかな？ ま、いいや。 材料はこんな感じです 写真、ピンぼけで
小病院の時間外外来で行うべき事を考えなおしてみたら、精神衛生上もワリと良いです♪ : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年04月21日22:38 カテゴリ家庭医療・予防医療感染症・救急医療・集中治療 小病院の時間外外来で行うべき事を考えなおしてみたら、精神衛生上もワリと良いです♪ うちの病院の時間外外来（週末とか夜間）は、救急診療体制は充実しておらず、最低限の人員と物品でかかりつけ患者を中心にほそぼそとやっています。 基本的には夜間救急当番病院を受診するよう説明し、当院管理疾患の変化や、背景が複雑で初診医では判断困難な事例を主に見るようになっています。 何もサボっているわけではなく、ちょっと前まで平均年齢50歳の高齢化小病院で「救急閉じるか？」という議論になったレベルでもなんとかかかりつけ患者のニーズに応えようとして頑張っている結果なので、これはこれで仕方ないと思います。 さらに、札幌は近隣に立派な急性期大病院の救急外来や、1次救急を担当する夜間急病センターが充実しているので、そこは分業してうちはう
全科・全院所で育てる、クラウド・シェア型医学教育 : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2012年04月21日12:52 カテゴリ医学教育・生涯学習組織管理・運営 全科・全院所で育てる、クラウド・シェア型医学教育 昨年始まったばかりの、当院での内科初期研修ですが、だんだん軌道に乗ってきています。 もともと多職種に助けられながら「全職種で育てる研修」を目指していましたが、最近は、内科以外との連携が進み始めて「全科で育てる研修」になってきています。 さらには、他の地域の病院からも有形無形の支援をいただけるようになってきていて、当初の構想（全員で研修医を育て、育った研修医を各地に送り出す）にまた一歩近づいてきている気がします♪ 後押ししてくれているのはこの２点かなと。 １．ネット環境の改善 Skypeのお陰で遠くにいても直接指導を受けられます。 クラウドが当たり前になったお陰で誰かが作った・見つけてきた資料を瞬時に共有し蓄積して行けます。 おもしろいe-learningのサイトがあ
我が子の「初ワクチン接種」で思うこと : 病院家庭医を目指して ～野望達成への道～
2011年08月16日23:16 カテゴリ小児・産婦・その他子育て日記 我が子の「初ワクチン接種」で思うこと 一昨日でうちの息子が「生後２ヶ月」を迎えたため、今日の日中に「初めてのワクチン」を接種してもらってきました。 最近は国内でも使えるワクチンが増えてきたのは喜ばしいですが、その分スケジュール組み立てが大変になってきましたね。 うちの病院にも小児科があるのでそこで対応したかったんだけど、まだその小児科外来には自分は出入りしていなくて（将来的にはワクチンや健診に絡んでいきたいんだけど）、また扱っていないワクチンもあり（不活化ポリオとか）、クチコミや小児科医の情報をもとに別の小児科クリニックを受診することにしました。 今日打ったのは、 B型肝炎、ヒブ、プレベナーの３つでした。 もちろん同時接種。 医学的知識をどう集めてどう解釈しても、「同時接種しない理由」が見つからなかったため、親の視点で
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