こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日はこちら。 今月のBritish Medical Journal誌に掲載された、 簡単な診察所見によって、 お子さんの肺炎の危険性を見分ける、 指標の有用性についての論文です。 特に1歳未満の小さなお子さんの肺炎というのは、 重症化し易く、 一般の臨床においても、 その適切な早期診断が、 必要不可欠になる病気の1つです。 これが大人でしたら、 肺炎を疑った段階で、 すぐに胸のレントゲンと血液の検査をして、 それで診断は付きますが、 それが困難であるのが、 検査のリスクが大人より高く、 可能な検査の範囲も限られている、 小さなお子さんの難しさです。 もっとも、 大人でもこれが施設に入所された、 寝たきりのお年寄りや、 認知症の進行した方で
こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日はうつ病の新薬の話です。 今年の8月に、 抗うつ剤の新薬として、 エスシタロプラムが発売予定です。 商品名はレクサプロです。 この薬は選択的セロトニン再取り込み阻害剤、 要するにSSRIです。 SSRI はうつ病などの精神疾患では、 脳内のセロトニンというモノアミンが、 欠乏しているのではないか、 と言う仮説に基き、 そのセロトニンの分解を抑えることにより、 脳内のセロトニンを上昇させる、 というメカニズムの薬剤です。 動物実験のデータでは、 脳内のセロトニンは投与後20分で、 既にピークにまで上昇しています。 しかし、実際に人間に使用した場合には、 その抗うつ効果自体は、 その発現に数日から2週間程度の時間を要する、 とされています。
こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 朝から紹介状など書いて、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 文部科学省のお役人様が、 その配下の放射線安全教の信者の方を動員して、 したためられた文書が、 ネットで公開されて一部で話題になっています。 その中に次のようなニュアンスの記載があります。 風評などで放射線が怖いと思い過ぎると、 精神的に不安定になり、 そのことで却って体調を崩してしまうことがあるので、 行政の「正しい」見解だけを信じて、 放射線を怖がらず、 そうした病気に罹らないようにしましょう、 と言うのです。 言われることは分かります。 ただ、「お前が言うなよ!」という思いに駆られて、 思わず物でも投げたくなるような気分になることも事実です。 あの震災以降、 精神的にバランスを崩された方が多いことは、 僕も現実の診療の中で体験しています。 ある引きこもり気味
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