沢の奥へと分け入り釣りを楽しむ「源流野営」のためのギアを展開するガレージメーカーのRiverSideRambler(RSR)。アウトドアのガレージメーカーとしては異色の立ち位置でものづくりを続けるブランド主宰・河野辺元康さんのインタビューをお届けします。 源流泊のためのストーブたち ――RiverSideRamblerはブランド名が示す通り、源流で野営するというアクティビティがバックグラウンドにあるのでしょうか。 河野辺 そうですね。ソロでの源流泊に必要なギアを作ることをテーマにしています。渓流釣りは結構過酷なアクティビティではありますけど、最近は注目されつつあるようです。これまでトレランをやってきたような人が、オフトレイルにも興味を持ち始めている。山の中で一泊して、そこで食料も調達して......といったことをやろうとすると、釣りですよね。 ――UL(ウルトラライト)も食料を減らすことは