IHIは16日、世界最小、最軽量の 「超小型400ワット級ガスタービン発電機」 を開発したと発表した。 同社が独自に開発した発電機内蔵のガスタービンは、直径8センチメートル、長さ12センチメートル、重量1.2キログラムと手のひらに収まるサイズ。 冷却ファン、消音器、燃料タンク、エンジン起動用電池などで構成され、燃料は市販のプロパンガスや灯油、軽油を利用できる。 価格は、年間500台程度量産できる体制になった段階で1台200万円を想定。 2015年までの製品化を目指す。 このガスタービン発電機は、ボタン一つで起動・停止でき、出力200ワットの到達まで約30秒、2分半で完全停止する。 消音器や冷却ファンなど全ての部品をパッケージ化した時のサイズは、縦42センチメートル、横58センチメートル、高さ20センチメートル、重さ13キログラムと一般的なスーツケース程度だ。 災害・救難時の携行用や自走型ロ