電通とNTTは2009年2月16日,デジタルサイネージを使った実証実験を開始すると発表した。赤坂サカスや東京ミッドタウンといった商業施設や東京急行電鉄(東急電鉄)の車両内に設置したデジタルサイネージを利用して広告を配信。広告を表示する内容や場所,タイミングによって効果がどのように変化するかを検証する。実験期間は2月16日~3月15日まで。 実験では,(1)商業施設,(2)鉄道車両内,(3)鉄道の駅にそれぞれ設置した液晶ディスプレイを利用する。(1)の商業施設としては,赤坂サカスや六本木ヒルズ,東京ミッドタウン,カレッタ汐留,ランキンランキン渋谷店,丸の内エリアにある丸の内ビジョン。(2)の鉄道車両としては東急電鉄の車両が対象となる。(3)の鉄道の駅は,東急電鉄の自由が丘駅と多摩川駅,西武鉄道の池袋駅,京浜急行電鉄の品川駅,羽田空港駅,横浜駅である。 配信する広告は,花王,サッポロビール,日
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